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更新日付:2010年1月5日 自然保護課

津軽国定公園


津軽国定公園は、東津軽郡外ヶ浜町(旧平舘村)から西津軽郡深浦町(旧岩崎村)に至る
延長約180キロメートルの海岸部と山岳部、湖沼群等から成り、
昭和50年3月31日に指定されました。面積は25,966ヘクタールです。
竜飛崎、岩木山、青池、権現崎
海岸部は、竜飛崎、権現崎、高野崎などの海岸浸食景観と、十三湖や屏風山地区の砂丘景観に分けられます。
山岳部は、青森県の最高峰であり津軽富士と呼ばれる海抜1,625メートルの岩木山、
世界自然遺産に登録されている白神山地などが含まれます。
また、日本キャニオン等とともに大小33の湖沼群が美しい湖沼美を成す十二湖があります。
白神山から避難小屋方面

津軽国定公園の特徴

地形・地質
 津軽地方の地形は、広大な沖積低地と出羽山地の延長にあたる山地により形づくられている。
 津軽半島北部地区は、袰月(ホロヅキ)海岸から竜飛崎にかけて顕著な海岸段丘を形成し、竜飛崎から権現崎にかけては、典型的な岩石海岸で海蝕台、海蝕洞、海蝕崖など変化に富んだ海岸地形を形成している。
 屏風山地区は、岩木川河口の十三湖から海岸沿いに鯵ヶ沢付近まで続く南北30km、東西3~5kmの規模をもつ砂丘地形で、丘陵状、平原状または浜堤状などの砂丘が発達している。
 鯵ヶ沢から大間越にいたる西海岸地区は、出羽山地の北部をしめる白神山地が海に臨む緑辺部にあたり、鯵ヶ沢から岩崎にかけては典型的な海岸段丘を形成している。大戸瀬崎、行合崎、艫作崎などは、隆起海蝕台、海蝕崖が見られ景観もすぐれている。
 津軽地方の地質の大部分は、新第三紀層から構成されており、なかでも新第三紀の鮮新世から中新世の時代のグリーンタフ層はとりわけ特徴的な地層である。権現崎や白神山地は古生層、中生層の堆積岩系のものと、これらを貫く花崗岩類からなっている。
 岩木山(標高1625m)は、津軽平野の南西部に位置する鳥海火山帯に属するコニーデ型の火山である。岩木山の火山活動は3期に分けられ、安山岩質熔岩や浮石流をはじめ各種類の火山噴出物を放出させており、その噴出の順序や時期が明瞭であることが特徴である。
植生
 津軽地方の植生は、全般的に温帯性のブナ帯に属しているが、地域により次のような差異が見られ特色のある植物相を呈している。
 北海道に最も近接している津軽半島北部地区は、青森県の代表的樹種であるヒバ(ヒノキアスナロ)林が広く分布し、季節風をまともに受ける竜飛崎、権現崎などはイタヤカエデ、カシワを主とする風衝型の低木林がみられる。
 屏風山地区は、湿原植物群落が多くみられ、低地の水辺植物群落としてはわが国有数の規模を有している。 
 暖流の影響が顕著な西海岸地区は、椿山のヤブツバキ林、岩崎のタブ林など暖帯性の植物が自生している。
 孤立峰の岩木山は、植物の垂直分布に特色がある、中腹までは、ブナ、ミズナラを主とする広葉樹林からなり、その上部は、チシマザサ群落、または、ミヤマハンノキ、ダケカンバなどを主とする亜高山性低木林となり、山頂付近はハイマツ、ミチノクコザクラなど高山植物群落が形成されている。
野生動物
 この地域は、動物分布上、重要な境界線である。ブラキストンライン(津軽海峡を東西に走る)に隣接し、南方系と北方系の動物が入り混じり、動物の種類も多い。

哺乳類:ツキノワグマ、ニホンカモシカ、アナグマ、ニホンザル、タヌキなど

鳥類:高 山=ホシガラス、ハリオアマツバメなど
   山地帯=カケス、ベニヒワ、ゴジュウカラ、ウグイス、ミソサザイなど
   湖沼、湿地帯=オオセッカ、オオハクチョウ、カイツブリ、マガン、ヒシクイ、セイタカシギなど
人文その他の特殊景観
 西津軽郡深浦町、十二湖のグランドキャニオンは新第三系の凝灰岩からなる白い岩膚の断崖が発達し、特殊な景観を呈している。
 五所川原市十三地区にみられる、浜の漁家が冬の季節風除けに家の周囲に立てた板の柵(カッチョ)は津軽の風物詩となっており、又相内地区には13世紀から14世紀にかけて栄えた安東一族の繁栄を物語る広大な福島城址等が残っている。
 五所川原市十三から西津軽郡鰺ヶ沢町鳴沢に至る延長30kmの屏風山地区クロマツ林は、津軽藩4代藩主津軽信政以降今日に至るまで日本海からの風潮害を防ぐために永々と造成されてきたものである。
自然公園の区域
 弘前市、五所川原市、つがる市、今別町、外ヶ浜町、鰺ヶ沢町、深浦町、中泊町にまたがる25,966ヘクタールが自然公園になっています。
詳しい区域はこちらをご覧下さい→公園計画図(規制対象区域図)

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この記事についてのお問い合わせ

自然保護課 自然公園グループ
電話:017-734-9256  FAX:017-734-8072

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