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更新日付:2017年1月13日 自然保護課

大鰐碇ヶ関温泉郷県立自然公園


大鰐碇ヶ関温泉郷県立自然公園は、平川市と大鰐町から秋田県境に至る温泉地域を中心として、
昭和28年6月に、6,730ヘクタールが指定されました。
当公園には、津軽の奥座敷として古くから親しまれてきた温泉地で、
競技スキーのメッカであり国体などのスキー会場としても全国的に有名な大鰐温泉や、
高さ約24m、周囲75mの巨石「石の塔」、
藩政時代には伊能忠敬や幕末の名士吉田松陰、津軽藩主などが訪れた碇ヶ関関所など
山岳、渓流、滝等の恵まれた自然景観と豊かな湯量を誇る温泉地が含まれます。
石の塔
三笠山
大鰐町の茶臼山公園は、5月中・下旬になると、20種類、約12,000本の
ツツジやサツキ、紅キリシマ、久留米ツツジ、琉球ツツジなどが咲き誇ります。
またツツジの傍らには、俳句を刻んだ石碑が並ぶ遊歩道(俳句の小径)が整備されています。

大鰐碇ヶ関温泉郷県立自然公園の特徴

地形・地質

 阿闍羅山を中心に北は大鰐温泉郷、東に国道7号線があり、隣接して自然が多く残された石の塔地域があります。阿闍羅山は標高709.1メートルで当地域の中心にそびえ、四季折々の景観を表現しています。
 碇ヶ関温泉地域は温泉郷の東側地域で、北は大落前川、南は津刈川に境された地域です。
 地質については、阿闍羅山地域は安山岩、湯ノ沢・遠部沢地域、碇ヶ関温泉地域は新期火山噴出物となっています。

植生

 阿闍羅山地区は、ほぼスギ林で形成されており、大鰐町民の憩いの場である茶臼山公園には、コナラ、サクラの樹下にツツジが植栽され、タチツボスミレ、マイズルソウなどの植物がみられます。
 秋田県境の石の塔付近は、公園内で最も自然植生が保たれている所で、スギ、ブナ、ミズナラの他にミネカエデ、ハウチワカエデなどの木本類、イチョウラン、ミヤマウズラなどのラン科の植物が散在しています。
 碇ヶ関地区についてもほとんどがスギの植林地ですが、大落前川にかかる大楽舞橋付近は自然景観がすばらしく、渓谷上方にミズナラ、ブナを中心に、マンサク、ホツツジなどの低木類が多く見られます。

自然公園の区域

平川市と大鰐町にまたがる6,730ヘクタールが自然公園になっています。
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)PDFファイル 6054KB

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この記事についてのお問い合わせ

自然保護課 自然公園グループ
電話:017-734-9256  FAX:017-734-8072

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