ホーム > 観光・文化・歴史(県史)・自然 > 自然保護 > 岩木高原県立自然公園

更新日付:2017年1月13日 自然保護課

岩木高原県立自然公園


岩木山の南麓に広がる2,587ヘクタールの高原が自然公園となっています。
県内最高峰の岩木山は、春から秋にかけては登山、冬はスキーを楽しむことができ、
山頂からは、津軽平野や陸奥湾、日本海が一望できます。
昭和40年8月には嶽温泉から8合目まで有料自動車道岩木山スカイラインが完成し、
弘前市内から定期観光バスが運行されています。
さらに、鳥海山噴火口までリフトが架設され、
リフト終点から頂上まで歩いて30分と、一般の方の登山も容易になりました。
山麓には奥の日光と称される岩木山神社、津軽藩主を祀る高照神社や、
百沢・岳・湯段など古くからの温泉地があり、
津軽地方の信仰、レクリエーションの場として多くの人に親しまれています。
岩木山神社
御山参詣
岩木山では、ここと秋田県田代岳だけに生育しているミチノクコザクラが見られます。
また、岩木山麓一帯は山菜やキノコが豊富で、その加工品が土産物として喜ばれてます。
ミチノクコザクラ

岩木高原県立自然公園の特徴

地形・地質
 本公園は、美しい円錐形の成層火山である岩木山(標高1,625メートル)の裾野部に位置し、なだらかな傾斜面を呈しています。東側には森山(標高403メートル)や小森山(標高325メートル)があります。
 地質は主に東目屋層と呼ばれるシルト岩から形成されています。岩木山本体は、古岩木山とその上をおおう新岩木山が累重したもので、古期噴出物は、新世代第4紀洪積世の安山岩質火山角レキ岩、同凝灰角レキ岩、同火山レキ凝灰岩とローム層から成ります。新期噴出物は、洪積世末期から沖積世にかけてのもので、寄生火山噴出物とローム層に分けられます。
 森山、小森山は寄生火山と考えられており、特に後者は安山岩溶岩から形成されています。
植生
 百沢通り・高岡通りのアカマツ並木は藩政時代につくられたもので、記録によると百沢北端から新法師まで352本、高岡通りに322本を植栽しており、現在は百沢通りに92本、高岡通りに42本が残っています。
 岩木山神社の社寺林は、スギ、カラマツなどの針葉樹林、ミズナラ、ハリギリ、オオカメノキなどの広葉樹低木林、クズ、ゴトウズル、ミツバアケビなどのつる性植物によるマント群落から成る2次林です。神社の西側にあるアカマツ林の林床には、シオデ、マイズルソウ、ヒメアオキ、イヌツゲを主とした、かつてこの地方一帯の林の様子を示す興味深い林床植物が見られます。
 高照神社内の社寺林はスギ、カラマツなどの混合林となっており、ナツエビネ、ホガエリガヤ、エゾフユノハナワラビなどが確認されています。
 森山周辺はリンゴ畑とスギ、カラマツの植林地で、標高300メートルあたりからミズナラ、イタヤカエデなどを主とした夏緑広葉樹林となっており、頂上付近にはカタクリ、シュンラン、ホタルカズラなどの群落があります。
野生動物
 主な哺乳類として、タヌキ、テン、リス、ノウサギ、イタチ、ヤマネ、アナグマ、ムササビなどがミズナラ林に生息しており、鳥類では、イワツバメ、セグロセキレイ、キセキレイ、カケス、ムクドリ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、キビキタなど、は虫類ではトウホクサンショウウオ、クロサンショウウオ、モリアオガエルなどが生息しています。
自然公園の区域
弘前市の2,587ヘクタールが自然公園になっています。
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)PDFファイル 4843KB

青森県内の自然公園 へ戻る ←青森県の自然公園 へ戻る

この記事についてのお問い合わせ

自然保護課 自然公園グループ
電話:017-734-9256  FAX:017-734-8072

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • googleplus
  • LINE

フォローする

  • facebook
  • twitter

みなさんの声を聞かせてください

このページの内容に満足しましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

送信前に確認

このページの県民満足度

県民満足度