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更新日付:2016年3月10日 環境政策課

【開催報告】平成27年度「低炭素型交通社会づくりセミナー」を開催しました

【開催報告】平成27年度低炭素型交通社会づくりセミナー

県では、「青森県地球温暖化対策推進計画」(平成23年3月策定)リーディングプロジェクトの一つとして掲げている「低炭素型交通普及促進プロジェクト」において、可能な限り自動車利用を抑制し、公共交通機関の利用を中心とした低炭素型交通社会の仕組みづくりを推進しています。
この度、低炭素型交通の取組の一層の促進を図ることを目的として、「エコ通勤」をテーマにセミナーを開催しましたので、ご紹介いたします。

開催概要

1 開催日時
平成28年2月9日(火)13:30~15:20
2 開催場所
青森国際ホテル(青森市新町1-6-18)
3 プログラム内容
基調講演「モビリティ・マネジメントの概要とエコ通勤」
講師:筑波大学大学院 システム情報工学研究科 リスク工学専攻   准教授 谷口 綾子氏
【講師紹介】
様々な社会問題に潜む「社会的ジレンマ」を説得的コミュニケーションにより緩和する手法について、実証的・理論的に研究し、これまで地方公共交通の利用促進、交通渋滞の緩和などの問題を取り扱っているほか、国・自治体等の審議会・員会に多数参画し政策形成にも携わっている。
講演「運輸部門の地球温暖化対策とエコ通勤の推進」
東北運輸局交通政策部環境・物流課 課長補佐 宮嶋 睦男氏

開催報告

当日は、交通行政、環境行政担当の方々や、エコ通勤をはじめとした環境問題に関心の高い方々を中心に、70名の聴講がありました。
基調講演では、モビリティ・マネジメントの専門家である筑波大学大学院 准教授 谷口綾子氏より、クルマ利用のデメリットからモビリティ・マネジメントの推進ポイントまでを様々なデータや成功事例を交えながらご講演いただきました。また、東北運輸局交通政策部環境・物流課 課長補佐 宮嶋睦男氏からは、地球温暖化の現状、国土交通省の地球温暖化対策及びエコ通勤の推進について最新の情報を交えながらご講演いただきました。
  • ▲筑波大学大学院准教授 谷口綾子氏
  • ▲東北運輸局課長補佐 宮嶋睦男氏
  • ▲会場の様子
講演概要等
◇基調講演(「モビリティ・マネジメントの概要とエコ通勤」筑波大学大学院 准教授 谷口綾子氏)
 概要はこちら → 【講演概要】PDFファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます
 資料はこちら → 【資料(抜粋版)】PDFファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます

◇講演(「運輸部門の地球温暖化対策とエコ通勤の推進」東北運輸局 課長補佐 宮嶋睦男氏)
 概要はこちら → 【講演概要】PDFファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます
 資料はこちら → 【資料】PDFファイルこのリンクは別ウィンドウで開きます

平成26年度低炭素型交通社会づくりセミナー【終了しました】

各地域の取組の推進を図ることを目的として、低炭素型交通に係る先導的な取組の情報提供や課題解決に役立つ事例等を紹介するセミナーを開催しましたので、ご紹介します。

開催概要

1 開催日時
 平成27年 2月17日(火) 13:30~15:45
2 場所
 青森国際ホテル(青森市新町1-6-18)5階「芙蓉の間」
3 プログラム内容
【第1部】
基調講演「低炭素な交通システムとまちづくりをどう進めるか」
講師:名古屋大学大学院 環境学研究科都市環境学専攻 准教授 加藤 博和 氏
【講師紹介】
 「人と環境にやさしい「持続可能な」交通体系の実現を目指して」をテーマに研究を行っており、公共交通戦略立案や路線バス再編等、各地の地域公共交通の現場で積極的に活動している。本県においても平成25年3月まで「総合交通ネットワーク構築検討協議会」の委員として尽力いただくなど国・自治体等の審議会・委員会に多数参画するとともに、各地の講演会において多数講演を行っている。

【第2部】
事例発表1
 「さいたま市におけるモビリティマネジメントの取組みについて」

発表者:さいたま市 環境局 環境共生部 環境対策課 主査 永堀 恵 氏
【事例紹介】
 さいたま市役所職員自らエコ通勤を実施するとともに市内事業者へもエコ通勤実施のよびかけを行っている。また、かしこいクルマの使い方やバスマップを作成し市民へ配付している。エコ通勤優良事業所平成25年度国土交通大臣表彰を受賞。
事例発表2
 「お客さま密着!で地域に貢献する十勝バスの利用者増加と環境への取組み」
 ~40年ぶりの利用者増加の実例~
発表者:十勝バス株式会社 事業本部 本部長 長沢 敏彦 氏
【事例紹介】
 乗客が減少し続けている中で実施した地域での地道な営業活動の結果、乗客数増加に成功した。その実績は多くのメディア等で取り上げられている。第4回 EST交通環境大賞奨励賞受賞。

開催報告

 当日は、交通行政、まちづくり行政、環境行政担当の方々や、環境問題やまちづくりに関心の高い方々を中心に、68名の聴講がありました。
 まず、県環境政策課長から挨拶があり、地球温暖化をめぐる最近の動向と本県の状況について次のとおり説明がありました。
 「青森県の2011年度の温室効果ガス排出量は、前年度から3.8%増加していて、中でも運輸部門は排出量全体の15.1%を占めています。青森県では、公共交通機関の状況などから自家用自動車を利用しがちですが、自家用自動車をうまく利用しつつ、公共交通も積極的に利用するなど、より低炭素な移動方法を考えていく必要があります。」
第1部 基調講演
「低炭素な交通システムとまちづくりをどう進めるか」
(名古屋大学大学院 環境学研究科
 准教授 加藤 博和 氏)
●「持続可能性」、それは、将来のために少し我慢すること。
●人間社会がきちんと持続していくため、「環境」「社会」「経済」のトリプルボトムラインがうまくバランスしていることが大事。
●温暖化は超長期の天気予報。全員が加害者であるのに自覚が生じないから責任感が出てこない。気づいた時にはもうどうしようもない。
●CO削減については、産業はがんばっていて、運輸も1990年年代前にほぼ近づいているけれど、実はこういうレベルでやっているのでは間に合わない。
●2100年の平均気温が4.8度上昇するといわれており、2度以内の上昇に抑える必要があるといわれるが、途上国がどんどん増えていくので、責任分担を考えると、日本は先に増えていたので8割減らさないといけないといわれる。
●車は、ガソリン価格が上がってもなかなかやめられない。早いうちに暮らしぶりを改善しないと、持続不可能になっていく。
●1人1キロあたりのCO2排出量の全国平均は、車に比べて鉄道は1/7、バスは1/3。だが、ガラガラの電車の本数を増やしても排出量はむしろ増えてしまう。
 → 今の状態でももっとたくさん乗ってもらうのが大事
●クルマに頼った社会は、「モビリティ・ディバイド(移動制約者)の発生」「社会構造の分断」「中心市街地の空洞化」「環境負荷」といった問題がある。
●低炭素で人間らしい生活を提供する公共交通ネットワークとコンパクトなまちづくりが、人口減少下で地域を低炭素で持続可能にするキーワード。
☆加藤氏 講演資料はこちら → 加藤氏資料 PDFファイル 6,005KB
第2部 事例発表1
「さいたま市におけるモビリティマネジメントの取組について」
(さいたま市環境局環境共生部環境対策課
主査 永堀 恵 氏)
●さいたま市は自家用自動車から排出される二酸化炭素の割合が多いため、大気汚染抑制と地球温暖化防止対策として、「車に頼り過ぎない、乗るなら次世代自動車、運転するならエコドライブ」の3つの柱を立て、市民・事業所・市職員向けに普及啓発している。
●市民向けの一番大きな推進事業は「転入者モビリティマネジメント」。年間約3万世帯の転入者向けにバスマップ等を配布している。
●事業所では、エコ通勤のメリットを感じてもらえず普及が進まなかったが、現在は事業所が周辺住民と環境の取組みについて対話する環境コミュニケーションを通じて、エコ通勤に取り組むようPRしている。
●市職員については、交通の便が悪く敷地内に駐車できる職場の職員のマイカー通勤が多い。平成23年度に「さいたま市スマート通勤取組方針」を立ち上げ、夜勤や交通の便が悪い施設でエコ通勤が難しい職員には、エコドライブ通勤するよう呼びかけ、職員全員が環境に配慮した通勤を実施している。
エコ通勤優良事業所認証を取得し、平成25年度交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰をいただいたが、まだ課題もありこれからも取り組んでいきたい。

☆さいたま市の事例発表資料はこちら → さいたま市資料 PDFファイル 2,798KB
第2部 事例発表2
「お客様密着!で地域に貢献する十勝バスの利用者増加と環境への取組
~40年ぶりの利用者増加の実例」
(十勝バス株式会社事業本部
 本部長 長沢 敏彦 氏)
●帯広市において、今年まで89年にわたり地域の足として運行してきたが、1960年代から毎年のように利用者が減少し、ピーク時の1/5まで落ち込んだ。
●原因としては、一番大きいのは車が増えたこと。その他、人口減少、少子化などいろいろあり、バス会社としても補助金に頼ってきた部分はあるかと思う。
●資産売却、車両更新の延長、人件費削減などさまざまな経営改善を行ってきた。
●地球環境にやさしい取組としては、BDF(バイオディーゼル燃料)バスの運行。
●2008年に非常に燃料が高くなり、これは営業を強化するしかないということで、1つのエリアに個別訪問でいろいろお話を聴いて回った。
●その中で、お客様が利用しない真の理由が、不便であるとか料金が高いというよりも、「乗り方が分からない=不安」であることがわかった。
●そこで、帯広市と協力してバスマップを作成したり、手作りの目的別時刻表を配布。
●また、目的提案ということで、路線バスを使った日帰り路線バスパック商品を作った。
●2011年度、乗合収入が対前年比4.3%増。2012年度は、帯広市の高齢者無料パス制度が始まったこともあり、対前年比12.4%増。2013年度も対前年比プラスとなった。
●会社が生まれ変わることで、社員が自信を取り始めた。
●現在は、二次交通の充足地域の創造ということでタクシー会社との連携、また、IT会社と連携してバス検索システムを開発している他、フェイスブックや会員制度によりいろいろな情報を発信している。
小さく行動を開始したのが良かったと思う。知識は行動して初めて成果になる。まずは行動してみよう。ダメだったらまたやり方を変えてチャレンジし続けよう。 ☆十勝バスの事例発表資料はこちら → 十勝バス資料 PDFファイル 6,581KB


☆☆☆ セミナー全体の記録はこちらになります → セミナー記録 PDFファイル 729KB ☆☆☆

平成25年度低炭素型交通社会づくりセミナー【終了しました】

 次世代自動車普及の将来展望や低炭素型の交通社会像、産業振興など地域独自の取組を紹介し、本セミナーにおいて、北国におけるEV・PHVの可能性と低炭素型交通社会の姿を考えました。(経済産業省、一般社団法人次世代自動車振興センター主催「EV・PHVタウンシンポジウム」と併催)
1 開催日時
平成25年12月20日(金)10:00~16:00(うちセミナー14:30~16:00)
2 場所
 ホテル青森(青森市堤町1丁目1-23)3階「孔雀の間」
3 プログラム内容
◆パネルディスカッション
テーマ「北国における次世代自動車の可能性と低炭素型交通社会の姿」
コーディネーター
○モータージャーナリスト/環境ジャーナリスト 川端由美氏
コメンテーター
○早稲田大学大学院 大聖泰弘氏
パネリスト
○オホーツクEV 推進協議会 会長 高橋清氏
○あきた次世代自動車研究会 御室哲史氏
○鳥取県生活環境部環境立県推進課モーダルシフト担当課長補佐 足立浩司氏
○青森県環境生活部環境政策課 課長代理 太田均
4 内容

リンク

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この記事についてのお問い合わせ

環境政策課 低炭素社会推進グループ
電話:017-734-9243  FAX:017-734-8065

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