更新日:2010年12月17日 環境政策課
調査の目的
稲わらの焼却は県全体としては減少傾向にあるものの、農業従事者の減少・高齢化等の労働力事情から一部の地域において依然として行われており、煙による健康への影響や交通の妨げ等が懸念されている。
このため、稲わら焼却が行われている地域周辺における環境大気について常時監視測定データ等による実態把握を行い、稲わら焼却による大気環境への影響を調査したものである。
このため、稲わら焼却が行われている地域周辺における環境大気について常時監視測定データ等による実態把握を行い、稲わら焼却による大気環境への影響を調査したものである。
調査実施機関
青森県環境保健センター
平成22年度調査期間及び調査地点
(1)稲わら焼却時調査
日時 平成22年10月1日(金)~3日(日)
場所 五所川原市立五所川原第三中学校
(2)大気汚染常時監視調査
日時 平成22年10月1日(金)~10月31日(日)
場所 弘前市立弘前第一中学校
弘前市立文京小学校
スポカルイン黒石
五所川原市立五所川原第三中学校
日時 平成22年10月1日(金)~3日(日)
場所 五所川原市立五所川原第三中学校
(2)大気汚染常時監視調査
日時 平成22年10月1日(金)~10月31日(日)
場所 弘前市立弘前第一中学校
弘前市立文京小学校
スポカルイン黒石
五所川原市立五所川原第三中学校
平成22年度調査結果
(1)稲わら焼却時調査結果
調査を行った五所川原第三中学校では、10月2日19時頃において稲わら焼却の煙及び焼却臭が、10月1日19時頃、2日7時頃及び3日7時頃においては、焼却臭が認められた。
濃度測定を行ったベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及び粉じん濃度とも、10月2日の7時から19時の時間帯に最も高い濃度であり、過去3年の測定結果と比較しても最も高い濃度であった。
調査を行った五所川原第三中学校では、10月2日19時頃において稲わら焼却の煙及び焼却臭が、10月1日19時頃、2日7時頃及び3日7時頃においては、焼却臭が認められた。
濃度測定を行ったベンゾ[a]ピレン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド及び粉じん濃度とも、10月2日の7時から19時の時間帯に最も高い濃度であり、過去3年の測定結果と比較しても最も高い濃度であった。
| 採取日時 \ 調査項目 |
1日19時05分~ 2日 7時05分 |
2日 7時24分~ 2日19時26分 |
2日19時29分~ 3日 7時34分 |
3日 7時37分~ 3日19時44分 |
|
|---|---|---|---|---|---|
| ベンゾ[a]ピレン(ng/m3) | 0.40 | 4.9 | 3.4 | 0.26 | |
| ホルムアルデヒド(μg/m3) | 2.7 | 18 | 7.9 | 3.2 | |
| アセトアルデヒド(μg/m3) | 3.3 | 15 | 8.6 | 3.1 | |
| 粉じん濃度(μg/m3) | 43 | 200 | 140 | 41 |
これら物質には大気環境基準が設定されていないが、ホルムアルデヒド及びアセトアルデヒドについては日本産業衛生学会が労働環境における許容濃度を勧告しており、本調査結果では、両物質とも勧告値を大きく下回っていた。
【参考】日本産業衛生学会の勧告値
ホルムアルデヒド 610μg/m3
アセトアルデヒド 90,000μg/m3
【参考】日本産業衛生学会の勧告値
ホルムアルデヒド 610μg/m3
アセトアルデヒド 90,000μg/m3
(2)大気汚染常時監視測定結果
10月1ヶ月間のSPM濃度の1時間値の日平均値は、弘前第一中学校局で12μg/m3、文京小学校局で13μg/m3、スポカルイン黒石局で19μg/m3、五所川原第三中学校局で28μg/m3であったのに対し、わら焼きが多いとされる時間帯19時の濃度は、それぞれ22μg/m3、18μg/m3、26μg/m3、73μg/m3と日平均値と比べ高い濃度となっており、窒素酸化物についても同様に、19時の濃度は日平均値と比べ高い濃度となっていた。
また、SPM濃度は、弘前第一中学校局で10月2日、14日、22~24日に、文京小学校局で2日、20日、24日に、スポカルイン黒石局で2日、20日に、五所川原第三中学校局で1~2日、20日、22~24日、30日に上昇が認められた。
なお、10月2日のスポカルイン黒石局におけるSPM濃度の1時間値の一部(17~18時)が224~281μg/m3、同日の五所川原第三中学校局におけるSPM濃度の1時間値の一部(19~22時)が278~1100μg/m3となり、短期的環境基準200μg/m3を超過した。
10月1ヶ月間のSPM濃度の1時間値の日平均値は、弘前第一中学校局で12μg/m3、文京小学校局で13μg/m3、スポカルイン黒石局で19μg/m3、五所川原第三中学校局で28μg/m3であったのに対し、わら焼きが多いとされる時間帯19時の濃度は、それぞれ22μg/m3、18μg/m3、26μg/m3、73μg/m3と日平均値と比べ高い濃度となっており、窒素酸化物についても同様に、19時の濃度は日平均値と比べ高い濃度となっていた。
また、SPM濃度は、弘前第一中学校局で10月2日、14日、22~24日に、文京小学校局で2日、20日、24日に、スポカルイン黒石局で2日、20日に、五所川原第三中学校局で1~2日、20日、22~24日、30日に上昇が認められた。
なお、10月2日のスポカルイン黒石局におけるSPM濃度の1時間値の一部(17~18時)が224~281μg/m3、同日の五所川原第三中学校局におけるSPM濃度の1時間値の一部(19~22時)が278~1100μg/m3となり、短期的環境基準200μg/m3を超過した。
過去の調査結果
※稲わらの焼却は、上記調査結果のとおり、環境に悪影響を及ぼします!!
稲わらはすき込み等を行うことで有効利用することができます。
環境にやさしい農業を目指しましょう!!
稲わらはすき込み等を行うことで有効利用することができます。
環境にやさしい農業を目指しましょう!!
お問い合わせ
環境政策課 環境保全グループ
電話:017-734-9242
FAX:017-734-8065

