ホーム > 組織でさがす > 環境生活部 > 環境保全課 > 豊畑放牧場風力発電事業計画段階環境配慮書に対する意見の概要

関連分野

更新日付:2016年11月11日 環境保全課

豊畑放牧場風力発電事業計画段階環境配慮書に対する意見の概要

計画段階配慮書

審査会意見

  • 事業実施想定区域周辺においては、本事業者及び他事業者による既存及び計画中の風力発電事業が存在していることから、これらの事業との累積的な環境影響が想定されるものについては、環境影響評価方法書以降の手続において、本事業との累積的な環境影響の調査、予測及び評価を行い、評価の結果、重大な影響が認められる場合には、本事業の位置・設備配置・規模等を含めて再検討すること。
  • 施設の稼働による騒音及び超低周波音並びに風車の影が、事業実施想定区域の近隣に存在する複数の住居に対して、重大な影響を及ぼすおそれがあることから、風力発電設備の配置等計画の具体的な検討に当たっては、水平距離だけではなく、方角及び高度を十分勘案し、その内容を環境影響評価方法書以降の図書に記載すること。
  • 水辺環境に生息・生育する動植物について、「事業実施想定区域内に主な生息・生育環境が存在するものの、水辺環境の改変は行わない計画であること」又は「事業実施想定区域内に主な生息環境が存在しないこと」を理由に影響はないとしているが、土地の改変に伴って土砂等が同区域内及び周辺の水辺環境に流入し、環境が変化するおそれがあることから、工事の実施における水辺環境に生息・生育する動植物に係る項目を環境影響評価方法書において選定すること。
  • 事業実施想定区域周辺は、ガン・カモ類等の渡り鳥の移動経路になっているほか、希少猛禽類が生息している可能性がある。これらの鳥類は、夜間にも行動していることに留意して、鳥類に対する影響の調査、予測及び評価の手法を環境影響評価方法書に記載すること。
  • 保安林は水源のかん養や土砂の流出防備などの公益目的を達成するためのものであり、特に重要な森林を指定しているものである。事業実施想定区域の東側及び西側には保安林が隣接しており、工事の実施による土砂等の流出により、保安林に影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の策定に当たっては、保安林の保全に十分配慮すること。

知事意見

  • 事業実施想定区域周辺においては、本事業者及び他事業者による既存及び計画中の風力発電事業が存在していることから、これらの事業との累積的な環境影響が想定されるものについては、環境影響評価方法書以降の手続において、本事業との累積的な環境影響の調査、予測及び評価を行い、評価の結果、重大な影響が認められる場合には、本事業の位置・設備配置・規模等を含めて再検討すること。
  • 施設の稼働による騒音及び超低周波音並びに風車の影が、事業実施想定区域の近隣に存在する複数の住居に対して、重大な影響を及ぼすおそれがあることから、風力発電設備の配置等計画の具体的な検討に当たっては、水平距離だけではなく、方角及び高度を十分勘案し、その内容を環境影響評価方法書以降の図書に記載すること。
  • 保安林は水源のかん養や土砂の流出防備などの公益目的を達成するためのものであり、特に重要な森林を指定しているものである。事業実施想定区域の東側及び西側には保安林が隣接しており、工事の実施による土砂等の流出により、保安林に影響を及ぼすおそれがあることから、事業計画の策定に当たっては、保安林の保全に十分配慮すること。
  • 風力発電設備の搬入経路の沿線には、豊瀬及び豊畑等の居住地区があり、工事用資材等の搬出入による生活環境への重大な影響が懸念されることから、工事用資材等の搬出入に係る環境影響評価項目として、大気質、騒音及び振動を環境影響評価方法書において選定すること。
  • 造成等の施工により、事業実施想定区域の南側境界に存在する河川に濁水が流出し影響を及ぼすおそれがあることから、工事の実施に係る環境影響評価項目として、水質を選定することを検討し、その結果を環境影響評価方法書に記載すること。
  • 水辺環境に生息・生育する動植物について、「事業実施想定区域内に主な生息・生育環境が存在するものの、水辺環境の改変は行わない計画であること」又は「事業実施想定区域内に主な生息環境が存在しないこと」を理由に影響はないとしているが、土地の改変に伴って土砂等が同区域内及び周辺の水辺環境に流入し、環境が変化するおそれがあることから、工事の実施における水辺環境に生息・生育する動植物に係る項目を環境影響評価方法書において選定すること。
  • 風力発電設備の搬入経路に近接して「鷹架野鳥の里森林公園」、「内子内農山村広場」等の人と自然との触れ合いの活動の場が存在しており、工事用資材等の搬出入により、これらに影響を及ぼすおそれがあることから、工事用資材等の搬出入に係る環境影響評価項目として、人と自然との触れ合いの活動の場を選定することを検討し、その結果を環境影響評価方法書に記載すること。
  • 事業実施想定区域周辺は、ガン・カモ類等の渡り鳥の移動経路になっているほか、希少猛禽類が生息している可能性がある。これらの鳥類は、夜間にも行動していることに留意して、鳥類に対する影響の調査、予測及び評価の手法を環境影響評価方法書に記載すること。

関連ページ

この記事についてのお問い合わせ

環境保全課 水・大気環境グループ
電話:017-734-9242  FAX:017-734-8081

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • twitterでフォローする