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更新日付:2018年10月1日 

知事コラム

無意識の減塩へ

 先般、全国紙に、県職員である吉田綾子主査の提言が掲載された。その新聞の高名なコラム『天声人語』においてすでに、吉田さんと「だし活」は全国的ではあったのだが、本人によるだし活の5年間と「無意識の減塩」への熱い思いが取り上げられたことは、自分としては大変に嬉しく、また誇りである。
 「無意識の減塩」は、県事業の「若手職員ステップアップ海外研修」で、国家として減塩に成功したといわれるイギリスに、調査に派遣された吉田主査が学んできた先進的概念である。
 吉田レポートに曰く「イギリスでは、例えば、主食のパンの塩分を徐々に減らすなど、食品業界を巻き込んで既製品全体の減塩を進める政策が生まれ、国民が食生活を変えなくても、無意識のうちに減塩することに成功しました。実際にイギリス国民の血圧、脳卒中、心疾患は減少しています」。
 この報告を受けた我々は、国家の健康政策として地道だが大胆な取組が実行されたことに本心から唸(うな)った。
 県としても、唸(うな)っているだけでなく、来年度の国への新規の「重点施策提案」として、国会議員各位の賛同のもと、「(法整備の推進も含め)健康に関心のある人もない人も、ゆっくり、いつの間にか減塩(無意識の減塩)できる環境づくり」を正式提案させていただき、今年6月に関係省庁に説明するに至った。
 これに対し、厚生労働省の技監から「2020年4月から、加工食品の栄養成分表示が義務化されるので、これにあわせて減塩対策にしっかり取り組んでいきたい」旨の回答が得られた。
 県の庁内ベンチャー(提案者事業実施制度)から、「だし活」の名でスタートしたチャレンジが5年を迎え、国策に取り入れられる方向になったことを大きな喜びとしたい。
 県民の皆様!繰り返しとはなりますが、だし活での減塩、これからも一緒に頑張っていきましょう。
 今を変えれば!未来は変わる!!
(県民だより あおもり - 平成30年10月号)

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