ここから本文です

知事コラム

更新日:2012年4月1日

春だ。青森の元気の素、温泉へ行こう。

  私のかつての“マイ・ブーム”は“温泉めぐり”でした。さすがに朝からということはなかったけれど、時間を比較的自由に使えた頃は、下北・上北方面をだいぶ湯(ゆ)ったりさせてもらいました。いろんな方々に出会い、話を伺い、様々な土地柄を実地に見て回った後、時に潮騒を聞きながら、時に山間で木々の間の空を仰いでぼんやりしながらぬくーっとしていると、こんこん湧いてくるお湯と共に、地域の元気づくりのアイディアがふつふつと湧いてきたものでした。下風呂の湯を巡り気持ち良すぎて湯あたりしたり、薬研の露天で蛇に出会ったり、蔦・猿倉・谷地と、はしごしたりとか、ゆるやかな時を思い出します。
  思えば大震災以来、実に激走の日々でしたが、4月にもなったことだし雪もあちこちにあるけれど、「船中八策(せんちゅうはっさく)」に対抗して、湯中八朔(ゆちゅうはっさく)でも食しながら元気アップしたいものだと考えています。手元には観光国際戦略局が気合いをこめて発行したはしご湯バイブル『あおもり立ち寄り温泉湯めぐり路』があり、もう一冊、あおもりで湯ったり『癒しの手帖』もあります。青森の温泉は、大震災復興応援にきてくださる沢山の方々の、お役に立つべく頑張っていますが、是非県内の方々にも、冬の疲れをいやす“湯ったり”にご活用いただければ幸いです。
  今や青森の温泉は、国内のみならず海外の方々向けにも重要なコンテンツ。韓国や台湾の旅行会社で「浮湯(うきゆ)は素晴らしいですね」とか「りんごのお風呂が人気です」とか「ランプの湯にあこがれる方が増えています」とか言われた時はうれしかった。今年は国内外の旅行会社で「他にもこんな温泉、あんなお風呂があって、泉質も良くて」と説明できるよう、自らも入らねばと決意しています。浅虫、嶽・百沢、黒石、下風呂のように湯めぐりプランができている温泉群もあり、話題の古遠部(ふるとおべ)とかモール泉とかにも入ってみたいもの。しかし!自慢話のためには、風の噂に聞く、鯖石温泉のような謎めいた秘湯も探訪せねば。皆さんも「“湯ったり”、いかがですか?」

(県民だより あおもり - 平成24年4月号)

本文終了です
青森県庁 〒030-8570 青森県青森市長島一丁目1-1 電話 017-722-1111(大代表)