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更新日付:2018年4月23日 食の安全・安心推進課

平成29年度モニター社員による食生活改善実践支援の取組

yasailogo
 県では、県民の健康寿命の延伸に向け、栄養バランスのとれた食生活実践を促すため、県民の野菜摂取量アップのための取組を進めています。
 その一つとして、働き盛り世代をターゲットとした食生活改善を効果的に行うため、県内にモデル企業を設定し、社員をモニターとして、野菜を積極的に食べることによる食生活改善に取り組んでいただきました。
 この取組について広く周知し、企業等が行う社員の食生活改善の取組に役立てていただくため、平成29年度に実施した、モデル企業でのモニター社員による食生活改善実践の取組を紹介します。

1 モデル企業及びモニター

・株式会社青森銀行
・株式会社ユニバース
・全国農業協同組合連合会青森県本部
・東京海上日動火災保険株式会社
・弘果弘前中央青果株式会社

モニター 各社2名(弘果弘前中央青果(株)は3名) 合計11名

2 食生活改善実践の取組概要

(1)実施期間
平成29年9月~平成30年2月
(2)食生活改善の指導方法(青森県立保健大学へ委託)
実施期間中、栄養士が各企業のモニター社員を複数回訪問して面談し、食事内容の聞き取りや食事チェック票を使用した指導等を行う。
(3)健康状態の測定(青森県立保健大学へ委託)
食生活改善の効果を測定するため、面談指導と併せて、内臓脂肪、腹囲等、食生活改善との関連が深い項目を測定をする。 

3 実施状況

初回面談指導(平成29年9月)
・腹囲及び内臓脂肪量等の測定(1回目)、採血(1回目)
・食生活・生活習慣状況の確認(事前アンケートの実施)
身長・体重から体格指数(BMI)を算出し、目標、今後の食生活の課題を確認
・モニターの意識確認
普段の野菜の摂取状況を振り返り、理想とする野菜の摂取量や食事の摂り方についての動機づけ支援
2回目面談指導(平成29年10月)
・1回目測定結果による健康状態アドバイス
・セルフチェック表による野菜の摂取状況の確認
・平日・休日各1日の食事メモに基づく食生活への助言
3回目面談指導(平成29年11月)
・食事メモから作成した栄養摂取状況成績表の提示と解説
・モニタリングシート(主食、主菜、副菜の摂取状況、運動の実施状況、体重変化等を記録するシート)を活用した自己管理の助言
・モニターの意識確認
食事バランスや野菜摂取量の過不足など、食品群別の摂り方と食事管理について助言
4回目面談指導(平成29年12月)
・腹囲・内臓脂肪量等の測定(2回目)
・モニターの意識確認
最終段階に向けての目標・課題設定
5回目面談指導(平成30年1月)
・外食・中食の利用についての助言
・モニターの意識確認
主食、主菜、副菜を意識した食事、1週間単位での調整など助言。モニターの意識変化を確認し、目標を最終確認
6回目面談指導(平成30年2月)
・腹囲・内臓脂肪量等の測定(3回目)、採血(2回目)
・平日・休日の各1日の食事メモの提出と助言
・モニターの意識確認
モニター終了後も、面談で得た知識を実践し、野菜をたくさん摂取する食生活の継続を助言
モニターへの結果報告(平成30年3月)
・最終面談で実施した、腹囲・内臓脂肪の測定値及び最初と最後で実施した血液検査の数値を比較し、医療面、食事面からのコメントを記入した結果表を送付
・最終面談で提出した食事メモに基づく栄養摂取状況成績表について、今後注意する点をコメントとして記入し、送付
その他
・野菜摂取の取組を支援するため、平成29年9月~平成30年2月の毎月1回(計6回)、7品程度の野菜とレシピを送付
事業報告書

モニターアンケート(取組終了後に実施)

この事業に参加していかがでしたか?
この事業を始める前と始めた後で食生活に対する意識が変わりましたか?
この事業に参加して、実際に食生活の改善ができましたか?
この事業に参加して野菜の摂取量は変わりましたか?
この事業に参加して、体重、腹囲、内臓脂肪量の変化はありましたか?
面談で指導を受けた食生活の改善について今後も継続して実践したいと思いますか?
モニター感想
・食生活への意識が高まり、野菜、果物、乳製品を積極的に取るようになった。また体調も良くなる等、効果があることで良い経験となった。
・結果としては、(体重、腹囲など)何もかわらなかったが、野菜を食べる意識付けはできたと思う。
・「野菜を食べて健康になる」だといまいちモチベーションが続かない時もあったので、「これを食べればやせる」のようなダイエット企画だとしっかり目標をもってとりくめたのではないかと思う。
・最初は面倒だと思ったが、自分の食事、作る料理が同じようなもの、食べやすいもの、家族の好きなものに偏り、味付けの濃い、野菜不足である事を数値で確認できました。
・大変自分のためになり、(食生活改善の)大きなきっかけとなった。

取組の成果

 モニターアンケートでは、11人中9人が事業に参加して「とても良かった」、「良かった」と回答し、良かった理由として「食生活の内容を意識するようになった」、「自分の食生活を見直し、1日に必要な野菜350gが毎日の食事でとれていないことが分かった」など、これまでの食事の見直しと、食生活改善に対する意識の向上が見られました。
 また、野菜の摂取を増やすため、「昼食に野菜の多いメニューを選ぶようになった」、「汁物に多くの野菜を入れるようにした」などの工夫が見られ、11人中9人が野菜の摂取量が増えたと回答しています。
 取組の効果を可視化してモチベーションを高めるため実施した、体重、腹囲、内臓脂肪量などの健康測定では、実践期間が短い中で減少したモニターも見られます。
 短期間で、大幅な減量効果を得ることは難しいですが、日頃から野菜を多く取り入れ、食生活を改善することによって体調が良くなったなど、減量効果以外での野菜摂取の効果を実感したモニターもおり、9人が今後も継続して実践したいと回答しています。
 今回の取組では、専門家の指導のもと、食事内容の栄養分析から自身の食生活の問題点を発見し、改善方法について助言を得ることで、実践につなげました。
 アンケートでは、特に良かったプログラムとして、7人が栄養士による指導をあげています。その他、良かったプログラムとして、5人が食事内容の栄養分析、モニタリングシート記入による自己管理、腹囲・内臓脂肪の測定をあげています。今回の食生活改善の支援では、自己管理のほか、専門家による定期的な指導が実践を後押し、効果を上げるものとなりました。

この記事についてのお問い合わせ

食の安全・安心推進課
電話:017-734-9354(直通)  FAX:017-734-8086

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