平成２５年度食品、添加物等の年末一斉取締りの実施結果について

　多種類の食品が短期間に大量に流通する年末から年始にかけて、食中毒等食品による健康被害の防止を図るため、例年どおり「平成25年度食品、添加物等の年末一斉取締り」を実施しましたので、その結果について報告します。

目的

　食品の衛生的な取扱い、添加物の適正な使用並びに食品及び添加物の適正な表示の実施等について、食品等事業者に対する監視指導の強化を図ることにより、年末における食中毒の発生防止及び食品衛生の向上を図ります。

平成25年11月1日（金）～平成25年12月27日（金）
（表示は平成25年12月2日（月）～平成25年12月27日（金））

監視指導結果（表示を除く）

許可を要する施設

　飲食店、食肉販売、魚介類販売等延べ2,429件の営業許可施設に立ち入り、監視指導を実施しました。ノロウイルスによる食中毒が２件発生し、原因施設に対し行政処分（営業停止命令）を行いました。その他の違反施設に対しては、違反事項について改善するよう、監視票若しくは口頭等で指導を行いました。

許可を要しない施設

　そうざい、菓子、野菜等の販売施設及び給食施設等延べ973件の営業許可を必要としない施設に立ち入り、監視指導を実施しました。違反施設に対しては、違反事項について改善するよう、監視票若しくは口頭等で指導を行いました。

表示に係る監視指導結果

許可を要する施設

　飲食店、食肉販売、魚介類販売等延べ594件の営業許可施設に立ち入り、食品等の表示の点検及び適正な表示の実施について監視指導を行いました。違反食品及び施設に対しては、違反事項について改善するよう、監視票若しくは口頭等で指導を行いました。

許可を要しない施設

　そうざい、菓子等の食品販売施設及び食品製造施設等延べ292件の営業許可を必要としない施設に立ち入り、食品等の表示の点検及び適正な表示の実施について監視指導を行いました。違反食品及び施設に対しては、違反事項について改善するよう、監視票若しくは口頭等で指導を行いました。

食品の収去検査結果

　農産物、生食用カキ、漬物、魚介乾製品、洋生菓子等 166検体（実数）を収去し、残留農薬検査、添加物検査、規格基準検査、細菌検査、放射性物質検査等を実施した結果、違反はありませんでした。