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更新日付:2019年3月13日 青少年・男女共同参画課

【命を大切にする心を育む地域との絆づくり応援事業】モデル事例を紹介します

◇事業趣旨

 県が継続的に実施している「青少年の意識に関する調査」によると、近年、思春期世代を中心に、家族や友人など他者とのつながりの希薄化(孤独感)、自己肯定感の低さ、地域活動への参加の低調という傾向が顕著であり、また、全国的にいじめに起因する自殺等、深刻かつ重大な事件が発生していることから、家庭や学校のみならず、地域社会全体で子どもたちを健やかに育むための取組がなお一層求められています。
 本事業は青少年の健全育成に効果的な体験活動の機会をモデル事例として創出することにより、子どもたちが地域社会の様々な世代・団体とのふれあいや協働作業を通じて、他者との連帯感や生きる力の基礎となる「自己肯定感」を育み、また、モデル事例が地域において定着するとともに、他地域へ波及することをねらいとしています。

1 6door's(六戸町)

 地域の活性化を目指し、六戸小学校校門前でのハイタッチしながらの声かけ活動や早朝の地域ゴミ拾いなどの活動を行っている団体です。
 六戸町小松ヶ丘地区に住む子どもたちと、六戸秋まつりに参加するための神輿づくりに取り組みました。小松ヶ丘地区は町の北部にあり町の中心部には遠いため、地区住民にとって秋まつりは身近なものではありませんでした。「町の将来を担う子どもたちに地元への愛着を持ってほしい」という思いから、小松ヶ丘連合町内会や町の社会教育団体「楓組」と連携してこの企画が生まれました。
 神輿は、7~8月に、子どもたちが考えたデザインを基に大人たちが本体の形を作り、子どもたちが色塗りや飾りつけをして完成させました。秋まつり本番では、子どもたちは最後まで元気いっぱいの笑顔で神輿を担ぎました。
  • 神輿作りの説明
  • 2
    意見を出し合い、神輿のデザインを考えています
  • 3
    デザイン完成
  • 4
    神輿を作っています
  • 5
    神輿完成
  • 6
    秋祭りに参加しました

2 藤崎停車場通りけやぐ組(藤崎町)

 JR藤崎駅通り商店街を中心とした藤崎町の活性化や住みよい町づくりを目指す有志が集まって活動している団体です。
 町のイベントである「なべワン-グランプリ」で提供する「新・安東鍋」について、食材の生産から販売までを楽しんで体験してもらうことを目的に企画されました。
 6月には、藤崎小学校の5年生に「安東鍋」について学んでもらいました。中世に藤崎一帯を支配した安東氏に由来すること、藤崎町は3つの川が合流する地点にあって肥沃な土地であることなど、歴史や風土についての説明に、子どもたちは聞き入っていました。その後、安東鍋を試食してもらい、食した感想や入れたい食材を聞きました。秋以降は、鍋に入れるジャガイモの収穫体験や、子どもたちの意見を参考に考案した新作鍋のアンケートを行うなど、なべワン-グランプリにむけて子どもたちと活動を続け、2月のなべワン-グランプリでは見事グランプリを獲得しました。
  • 1
    安東鍋の説明
  • 2
    安東鍋の試食
  • 3
    食材の栽培
  • 4
    学校祭での試作品
  • 5
    なべワン-グランプリ
  • 6
    グランプリ受賞

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この記事についてのお問い合わせ

青少年・男女共同参画課 青少年グループ
電話:017-734-9226 FAX:017-734-8050

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