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SIDS(乳幼児突然死症候群)から赤ちゃんを守ろう

更新日:2008年7月1日 こどもみらい課

SIDS(乳幼児突然死症候群)についてご存知ですか?

 SIDS(シズ・乳幼児突然死症候群)とは、それまで元気だった赤ちゃんが事故や窒息ではなく、眠っている間に突然死亡してしまう病気です。日本では、年間500~600人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。これは生まれてきた赤ちゃんの約2,000人に1人の割合です。生後1~4か月が最も多く、そのほとんどが1歳未満の乳児期の赤ちゃんに起きています。
 原因はまだよくわかっていませんが、育児環境のなかにSIDSの発生率を高める因子のあることが明らかになってきました。それらについてキャンペーンを行った欧米諸国ではSIDSの発生が減っています。

考えられる原因~調査結果~

 平成9年度に厚生省が全国的な調査を実施し、次のような結果が得られています。
(平成9年度厚生省心身障害研究「乳幼児死亡の防止に関する研究」による)

 ◎うつぶせに寝かせることは、あおむけに寝かせることに比べて3倍ほど発症の危険性が高い。
 ◎父母ともに喫煙している場合は、していない場合に比べて4.7倍ほど発症の危険性が高い。
 ◎人工乳哺育の場合は母乳哺育の場合に比べて4.8倍ほど発症の危険性が高い。
 
 
 うつぶせ寝、人工乳、喫煙によってSIDSの発生頻度が高くなるというのは、欧米でいわれていることと、ほぼ同様の結果となっています。

SIDSを減らすためのポイント

あおむけ寝で育てよう
 うつぶせ寝がSIDSを起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。

 寝かせ方に関しては次のようなことも注意しましょう。
 ◎寝具は固いマットを使用し、枕は使わないようにしましょう。
 ◎かけ布団や、タオル、ひもなどが顔にかからないようにしましょう。
 ◎ベッドの周りにはガーゼやビニールなどを置かないようにしましょう。
 ◎赤ちゃんを寝かせる時はいつも場所や寝具への配慮をしてください。
  たとえば、日中の短い眠りでもソファなどに寝かせるのはやめましょう。
タバコをやめよう
 タバコはSIDS発生の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はお腹の赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。
 妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
できるだけ母乳で育てよう
 母乳育児が赤ちゃんにとって最適であることは良く知られています。人工乳がSIDSを起こすものではありませんが、できるだけ母乳育児にトライしましょう。

 その他こんなことも気をつけましょう。  
 ◎よく眠っているからといって長時間赤ちゃんを一人にしないようにしましょう。
 ◎赤ちゃんを一人にして外出しないようにしましょう。
 ◎なるべく赤ちゃんと同じ部屋で寝るようにしましょう。
 なるべく赤ちゃんを一人にしないことや、寝かせ方に対する配慮は、窒息や誤飲、けが、やけど、浴槽に落ちて溺れるなどの事故を未然に防ぐことにもなります。  
 これらの事は、いずれもSIDSの直接的な原因ではありません。育児に関し必要以上に不安を抱くことは避けてください。 これら3つの事を参考にして、日頃の育児の方法を再確認していただき、あとはおおらかな気持ちで子育てをしてください。

お問い合わせ

こどもみらい課 家庭支援グループ
電話:017-734-9303  FAX:017-734-8091
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