謎(なぞ)が謎をよぶ「日本中央の碑(ひのもとちゅうおうのひ)」
東北町(とうほくまち)には、「日本中央(ひのもとちゅうおう)」という文字がきざまれた謎の石があるよ。
この石は、昭和24年、地元の人に発見されたもので、大きさは高さ1.5メートル、幅0.7メートル。「つぼのいしぶみ」ともよばれているんだ。
この石には、2つの謎があるよ。
1.文字をきざんだ人はだれ?
8世紀末から9世紀初めにかけて、蝦夷(えぞ:東北地方(とうほくちほう)や北海道(ほっかいどう)は昔「蝦夷」とよばれていたんだよ)を征伐(せいばつ)した征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)がきざんだという説や、田村麻呂のあとに征夷大将軍となった綿麻呂(わたまろ)がきざんだという説があるよ。
2.「日本中央」ってどういう意味?
昔は、北海道のずっと北にある千島列島(ちしまれっとう)までを日本の領土(りょうど)としていたので、それから見ると、東北町は、日本の中央ぐらいにあたるよ。
「日本」とは日本の国という意味ではなく、蝦夷地(えぞち)をあらわすという見方、つまり、「蝦夷の中央」という意味ではないかという説もあるんだ。




