ホーム > 県政情報 > 統計分析 > よくわかる統計トピックス

更新日付:2016年11月1日 統計分析課

よくわかる統計トピックス

「よくわかる統計トピックス」では、最新の統計情報をもとに、統計の活用方法、見方などについて、分かりやすく解説をつけ、簡単にまとめたものを、毎月随時掲載しています。

2015年農林業センサス結果から見る青森県の農業の現状

〇 はじめに

つっちー
農林業センサスは、全国の農家や林家をはじめ、全ての農林業関係者を対象に、農林業及び農山村地域の実態を明らかにすることを目的として、5年ごとに行われる「農林業の国勢調査」とも言われる調査です。
今回で14回目となるこの調査は、平成27年2月1日現在で実施され、平成28年3月25日に農林水産省から調査結果の概要(確定値)が公表されたことを受け、本県も青森県分の調査結果を公表しました。
この調査結果から見える青森県の農林業の現状をご紹介します。

1 農林業経営体数

平成27年2月1日現在の青森県における農林業経営体数は36,478経営体で、5年前に実施された前回センサス(2010年世界農林業センサス)に比べ、19.9%減少しました。
このうち、農業経営体数は35,914経営体で、前回に比べ19.6%、林業経営体数は2,059経営体で、前回に比べ33.0%、それぞれ減少しました。

(注)農林業経営体:農産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い、生産又は作業にかかる面積・頭数等が一定の基準を満たしている事業を行う者

2 法人化している農業経営体数

法人化
農業経営体のうち、法人化している農業経営体数は524経営体で、前回に比べ24.2%増加しました。

3 経営耕地面積規模別農業経営体数

農業経営体を経営耕地面積の規模別にみると、経営耕地なし層から5.0~10.0ha層までの各層はすべて減少し、10.0~20.0ha以上の各層では100ha以上層を除いてすべて増加しました。

4 経営耕地の状況

経営耕地
農業経営体の経営耕地総面積は108,289haで、前回に比べ6.4%減少しました。
耕地種類別にみると、田が62,086ha、畑が29,602ha、樹園地が16,600haで、前回に比べ6.6%、6.4%、5.8%、それぞれ減少しました。
また、1経営体あたりの経営耕地面積は3.06haで、前回より0.42ha増加しました。

5 経営耕地の集積割合

集積割合
農業経営体の経営耕地面積規模別に経営耕地面積の集積割合をみると、経営耕地面積5ha以上の農業経営体に集積された経営耕地面積の総面積に占める割合は54.0%となり、前回より7.6ポイント上昇しました。

6 農産物販売金額規模別農業経営体数

販売金額規模別
農業経営体を農産物の販売金額規模別にみると、前回に比べ、販売金額500~700万円層以下はすべての階層において減少した一方、700~1,000万円層以上はすべての階層において増加しました。

7 農家数

農家数
販売農家、自給的農家を合わせた総農家数は44,781戸で、前回に比べ17.4%減少しました。
このうち、販売農家数は34,866戸で、前回に比べ19.5%、自給的農家数は9,915戸で、前回に比べ9.0%、それぞれ減少しました。

(注)販売農家:経営耕地面積が30a以上または農産物販売金額が50万円以上の農家
自給的農家:経営耕地面積10a以上30a未満または農産物販売金額が15万円以上50万円未満の農家

8 専兼業別農家数

専兼業別
販売農家を専兼業別にみると、専業農家は13,309戸(販売農家全体に占める割合38.2%)で、前回に比べ0.9%増加しました。
一方、第1種兼業農家は7,341戸(同21.1%)で、前回に比べ28.6%、第2種兼業農家は14,216戸(同40.8%)で、前回に比べ28.4%、それぞれ減少しました。

(注)専業農家:世帯員の中に兼業従事者が1人もいない農家
第1種兼業農家:世帯員の中に兼業従事者が1人以上いて、農業所得を主とする農家
第2種兼業農家:世帯員の中に兼業従事者が1人以上いて、農外所得を主とする農家

9 農業就業人口

就業人口平均年齢
農業就業人口(自営農業に主として従事した世帯員数)は64,746人で、前回に比べ19.6%減少しました。
男女別でみると、男は32,999人で、前回に比べ16.5%、女性は31,747人で、前回に比べ22.5%、それぞれ減少しました。
また、年齢階層別の構成割合をみると、65歳以上が全体に占める割合は54.5%となり、前回より3.2ポイント上昇しました。
なお、農業就業人口の平均年齢は63.8歳で、前回より1.2歳上昇しました。
就業人口年齢階層別

10 林業経営体・保有山林面積

山林面積規模別
林業経営体を保有山林面積の規模別にみると、保有山林10ha以上の経営体数は739経営体で、経営体全体の35.9%を占めています。
また、山林を保有する林業経営体数は2,030経営体で、前回に比べ32.7%、保有山林総面積は44,432haで、前回に比べ35.6%、それぞれ減少しました。
保有山林面積

〇 おわりに(2015年農林業センサス結果から言えること)

2015年農林業センサスの結果から、農業経営体の法人化が進んでいることや、経営耕地面積や農産物販売金額の大きな経営体が増加している一方で、農林業経営体数や農業就業人口、経営耕地面積の減少や、農家の高齢化が進んでいる現状をみることができました。
県では、このような本県農業の現状に対し、高い経営力を持った人財の育成、人口減少社会を見据えた「地域経営」の仕組みづくり、地域を支える生産基盤の有効活用と組織の体質強化などの推進により、多様な経営体の育成に努めています。


【過去の統計トピックス】

関連タグ

この記事についてのお問い合わせ

統計分析課 人口労働統計グループ
電話:017-734-9169  FAX:017-734-8038

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • googleplus
  • LINE

フォローする

  • facebook
  • twitter

みなさんの声を聞かせてください

このページの内容に満足しましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

送信前に確認

このページの県民満足度

県民満足度