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更新日付:2017年9月13日 企画調整課

第20回 北海道・北東北知事サミット

4道県知事
(左から、三村青森県知事、高橋北海道知事、達増岩手県知事、佐竹秋田県知事)
 第20回北海道・北東北知事サミットは、アートホテル弘前シティ(青森県弘前市)において、「北海道・北東北三県の健康づくり~北の「健康長寿圏」づくりに向けて~」をメインテーマに意見交換を行い、北海道・北東北行動宣言」を発表しました。
 また、あわせて、「国への提言事項[173KB]」、「北朝鮮のミサイルに抗議する決議[86KB]」及び「「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録推進に係る宣言[118KB]」を取りまとめ、発表しました。

第20回 北海道・北東北知事サミットの概要

  • 開催日 平成29年(2017年)8月31日(木)
  • 場所
    (1)主会場 アートホテル弘前シティ(青森県弘前市)
    (2)視察先 
    田舎館村役場(田んぼアート)(青森県田舎館村)
    津軽藩ねぷた村(青森県弘前市)
  • 出席者
    高橋 はるみ 北海道知事
    達増 拓也 岩手県知事
    佐竹 敬久 秋田県知事
    三村 申吾 青森県知事
  • サミットテーマ
    北海道・北東北3県の健康づくり~北の「健康長寿圏」づくりに向けて~
田んぼアート
13時15分~13時45分 視察(田舎館村役場(田んぼアート))
ねぷた村
14時05分~14時35分 視察(津軽藩ねぷた村)
意見交換
15時00分~16時30分 意見交換
・テーマ「北海道・北東北3県も健康づくり~北の「健康長寿圏」づくりに向けて~」
・国への提言
・北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議について
・縄文遺跡群の世界遺産登録について
共同記者会見
16時35分~16時55分 4道県知事の共同記者会見

第20回 北海道・北東北知事サミットでの決定事項

 第20回 北海道・北東北知事サミットにおいて、次の事項が決定されました。

 1 合意事項

 健康で長生きすることは、時代や世代、地域を越えた共通のテーマであり、北海道・北東北地域においてもそれぞれ取組が進められてきました。
 しかし、4道県の平均寿命は全国平均を下回り、特に北東北3県の男性の平均寿命は最下位3団体を占める状況にあるなど、健康づくりは喫緊の課題となっています。加えて、全国的に高齢化が進むなか、支援や介護を受けることなく日常生活を送ることができる期間を表す健康寿命の延伸も重要な課題となっています。
 また、各地域では「地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、「地方創生」の取組が本格化していますが、平均寿命の延伸は、人口減少のスピードの抑制と生産・消費の拡大に大きく寄与し、健康寿命の延伸も、高齢者が生涯にわたって元気に活躍できる、活力ある地域づくりの実現につながることから、ともに「地方創生」に向けての重要な取組となっています。
 そのため、4道県それぞれの地理的、気候的、文化的な類似性を生かし、健康づくりと健康意識の醸成に連携して取り組むとともに、相互の取組や課題を共有し、新たな取組につなげていかなければなりません。北海道及び北東北3県は、このような認識を共有し、下記に掲げる事項について合意し、行動していくことを宣言します。
  • 食育等によるバランスのとれた健全な食生活の実現
    (1)野菜摂取量増加に向けた啓発活動の推進
    野菜の摂取量を増やし、栄養バランスのよい食生活への転換を図るため、4道県における啓発の取組を共有
    (2)減塩の食生活の推進
    食生活の推進生活習慣病につながる高血圧予防のため、4道県の減塩対策の取組や課題を共有し、より効果的な取組につなげる。
  • 運動習慣の定着
    (1)健康寿命を支える運動習慣づくり
    働き盛り世代の運動習慣づくりや生涯スポーツ・地域スポーツの振興、さらには冬期間の運動機会の確保に向けた4道県の取組や課題を共有し、運動意識の醸成に向けたPRや運動実践につながる活動の更なる展開を図る。
    (2)子どもの体力増進
    未来を支える子どもたちの運動機会を増加させ、健康と体力の増進や肥満の予防を図るため、4道県それぞれの取組や課題を共有し、連携を含めた取組のあり方等の検討や意見交換を行う。
  • 喫煙・受動喫煙防止対策
    平均寿命、さらには健康寿命の延伸に向けた4道県それぞれの喫煙・受動喫煙防止対策の取組や課題を共有するとともに、4道県の取組状況を共同で発表するなど各道県民の意識啓発に連携して取り組む。
  • 健康を守り推進する人材の育成
    健康づくりや生活改善を進める人材の育成に向けた4道県それぞれの取組や課題を共有し、より効果的・効率的な事業の実施につなげる。
  • 高齢者が生きがいを持ち安心して暮らせる環境づくり
    (1)高齢者が生涯活躍できる環境づくり
    高齢者が豊富な知識・経験を生かして、地域の担い手として生涯にわたり活躍できる仕組みづくりを推進するため、4道県の取組を共有し、地域の状況に応じた効果的な活動、意識啓発などにつなげる。
    (2)介護予防の推進
    要介護認定率が全国平均よりも高いという4道県共通の課題を踏まえ、それぞれの取組を共有し、各道県の介護予防に係る効果的な取組につなげる。
    (3)地域包括ケアシステムの構築
    各市町村の地域包括ケアシステムの構築に向けて、4道県それぞれの取組を共有し、各道県の課題の解決につなげる。

 2 提言事項

 3 決議

 4 宣言

北海道・北東北知事サミットについて

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