更新日:2009年7月31日 東青地域県民局地域連携部

この事業の一環として、地域における安全・安心な食に対する意識改革と実践力の向上を図り、地産地消の推進に結びつけることを狙いに、7月23日、青森市内の生産者や生活協同組合の理事などで組織する「食といのちのネットワーク」の主催により、青森市のアウガにおいて「真の食卓を考える集い」を開催しました。
講師としてお招きした安部司氏は、60万部の大ベストセラーとなった「食品の裏側」(東洋経済新報社)の著者で、今年1月に発売した新刊「なにを食べたらいいの?」(新潮社)も大きな反響を呼んでいる著名な食品ジャーナリストで、会場は商店街や食品産業の関係者、一般市民など300名の参加者で満席となる盛況ぶりでした。
安部氏には「食品の裏側-子供達の未来のために-」と題して講演いただきましたが、講演の合間には、食品添加物を混合して清涼飲料や調味料を作ってみせたりするミニ実験を交えながら、現代の消費者が、安さや手軽さ、便利さ、見た目のきれいさなどを優先して食品を選ぶようになった結果、毎日大量の食品添加物を摂取していることに警鐘を鳴らし、世界的にも評価が高まっている日本の伝統料理を見直し、少しずつでも食生活を改善していくことの大切さを助言していただきました。
安部氏の講演に先立ち、青森市内で大規模な稲作経営を行う傍ら、自然栽培の野菜づくりなどに取り組む有限会社羽白開発の福士英雄氏が登壇し、「羽白開発の挑戦 自然栽培すこやか農場からの挑戦」と題し取組発表を行いましたが、会場には、それまで不可能とされてきた無農薬のりんご栽培を成し遂げ、「奇跡のリンゴ」で一躍有名となった木村秋則氏も駆けつけ、安部氏の講演に興味深そうに耳を傾けるとともに、羽白開発の取組を激励していました。
県民局としては、会場を埋めた大勢の参加者一人ひとりにとって、この日の集いが、日頃の食生活を見つめ直し、地産地消に取り組むきっかけとなれば幸いです。
講師はベストセラー「食品の裏側」の著者で
食品ジャーナリストの安部司氏です
会場は定員いっぱいの300名の参加者で
満員となりました
講演はいろいろな食品添加物を使用した
ミニ実験を交えて進められました
消費者が安さや便利さ簡単さを食品に求めた結果
食品添加物の摂取が増えたと警鐘を鳴らす安部氏
熱心に耳を傾ける参加者の皆さん
会場には「奇跡のリンゴ」で一躍
有名になった木村秋則さんの姿も
羽白開発の福士英雄氏からは自然栽培への
取組の経過などが報告されました
木村秋則さんとの出会いがそれまで40年間培った
農業技術を振り出しに戻したと語る福士氏
木村秋則さんからはこの日の参加者に
向けたメッセージがありました
お礼のあいさつを述べる主催者「食と命の
ネットワーク」代表の山本由美子氏
お問い合わせ
東青地域県民局地域連携部 地域支援室
電話:017-734-9412
FAX:017-734-8217

