更新日:2008年6月24日 人づくり戦略チーム
「あおもりを愛する人づくり戦略~「人財」きらめく青森県~」の「第2-4 人財育成の取組戦略」では、基本目標の実現に向けた具体的な取組戦略や施策について述べています。ここでは、基本目標「あおもりの未来をつくる人財の育成」に向けた取組戦略について説明します。
「あおもりの未来をつくる人財」とは?

子どもたち一人一人がその可能性を伸ばしつつ、地域の未来を担う人財としてたくましく成長していくことは、すべての大人たちの願いであり、同時に、そのように子どもたちをはぐくんでいくことは、大人に課せられた責務でもありましょう。
「戦略」の基本目標で掲げている「あおもりの未来をつくる人財」とは、本県の未来を担う子どもたちです。つまり、子どもたちが、次の時代の「ふるさとあおもりを愛し、ふるさとあおもりの元気をつくる人財」として活躍していけるよう育成していこうというのが、この基本目標のねらいです。
この基本目標を実現するためには、子どもたち自らがそれぞれの夢や志に向かって、自主的・主体的に取り組んでいくことが必要であり、そのためには、子どもたちが3つの「人財に必要な力」(ふるさとを発見する力、自己を革新する力、目標を実現する力)を兼ね備えることが、まず大切です。
『地域ぐるみの「生きること・働くことについて考える学習活動」』とは?

「戦略」では、「子どもたちが、将来、社会人・職業人として自立していくために必要な学習活動を地域ぐるみで推進」するとしています。つまり、社会人・職業人として自立していくために必要な資質・能力、マインドをはぐくむための学習活動を、地域ぐるみで推進するということです。「戦略」では、そのような学習活動を「生きること・働くことについて考える学習活動」と呼んでいます。
ここではぐくむこととしている「資質・能力」とは、たとえば、積極性、創造性、コミュニケーション能力、問題発見能力、課題解決能力、判断力などを指します。また、同じく「マインド」とは、ふるさと意識や望ましい勤労観・職業観を指しています。
文部科学省では、「キャリア教育」を、「児童生徒一人一人の勤労観、職業観を育てる教育」と定義していますが、「戦略」で言うところの「生きること・働くことについて考える学習活動」は、キャリア教育とその意味合いやめざすところはほぼ同じです。
また、「地域ぐるみ」とは、地域の様々な主体(学校、企業、各種団体など)が、必要に応じて連携して、「生きること・働くことについて考える学習活動」を展開している状態を指します。たとえば、
・企業や学校支援ボランティアなどが連携して、中学校での「職場体験活動」を支援する。
・子育て支援の活動を行うNPO法人が、地元のJAと連携して、親子を対象とした農業体験活動を実施する。
・青年会議所とPTAが連携して、中学校で職業を知るワークショップを実施する。
・商工会議所と企業が地元の高校の商業体験活動を支援する。
といった取組が想定されます。いずれも、様々な主体の連携・協力によって実現する取組です。
このような多様な取組が展開されるようになると、地域全体に、「生きること・働くことについて考える学習活動」をキーワードとしたネットワークが形成され、そのような「ゆるやかな」ネットワークの中で、新たな取組が生まれる可能性もあります。
教育再生会議の第二次報告(平成19年6月)に掲げられた「社会総がかり」での教育という文言を待つまでもなく、地域全体で子どもを育てることの大切さはかねてから言われてきたことです。そのために「学校、家庭、地域社会の連携」が重要であるという主張も、これまで何度も耳にしています。「生きること・働くことについて考える学習活動」の推進は、「地域で子どもを育てる」ための仕組みづくりに向けた大きなきっかけとなる可能性を秘めています。
具体の取組戦略
「戦略」では、基本目標「あおもりの未来をつくる人財の育成」に向けた具体の「取組戦略」として、3点を掲げています。
[取組戦略1] ふるさとあおもりの魅力や特徴、課題を知る教育の充実
ふるさとをしっかりと見つめ、きちんと知ることができるよう、本県の個性や可能性を知り、ふるさとに対する愛着と誇りをはぐくむ学習活動の充実をめざそうとするものです。具体的には、
◆小・中学生を対象とした、本県の歴史、文化、産業、自然に関する学習活動の充実
◆高校生を対象とした、本県の現状、課題、将来に関する学習活動の充実
◆ふるさとへの理解をより深めるため、他の地域の歴史、文化、産業、自然に関する学習活動の充実
をそれぞれ図ることとしています。
◆小・中学生を対象とした、本県の歴史、文化、産業、自然に関する学習活動の充実
◆高校生を対象とした、本県の現状、課題、将来に関する学習活動の充実
◆ふるさとへの理解をより深めるため、他の地域の歴史、文化、産業、自然に関する学習活動の充実
をそれぞれ図ることとしています。
[取組戦略2] 地域ぐるみの「生きること・働くことについて考える学習活動」の推進
取組戦略の中でも特に最重点と考え、早期に推進することをめざすこととしているものです。子どもたちが、将来、社会人・職業人として自立していくために必要な資質・能力、マインドを身につけることができるよう、学校、企業、各種団体など地域の関係主体による「地域ぐるみ」の「生きること・働くことについて考える学習活動」の展開に係る支援を充実することとしています。また、、高校生や若年者が、学校生活から社会生活へ円滑に移行できるような取組の充実を図ることとしています。
具体的には、
◆子どもたちの発達段階に対応したキャリア教育プログラムの開発と普及
◆キャリア教育に係る特色ある取組への支援や情報発信
といった施策を進めることとし、また、学校と社会の円滑な接続に資する取組の充実に向けては、
◆高校生や若年者に対する就業支援のため、職業選択のためのカウンセリングや講習会、研修会等の充実
◆高校生や若年者に対し、就業体験や社会参加活動などの体験活動の充実を図るとともに、起業家精神(アントレプレナーシップ)の育成に向けた取組の推進
◆地域産業を担う意欲あふれる職業人を育成するため、専門高校等において、地元企業や大学等研究機関との連携した取組の推進
などの施策を展開することとしています。
具体的には、
◆子どもたちの発達段階に対応したキャリア教育プログラムの開発と普及
◆キャリア教育に係る特色ある取組への支援や情報発信
といった施策を進めることとし、また、学校と社会の円滑な接続に資する取組の充実に向けては、
◆高校生や若年者に対する就業支援のため、職業選択のためのカウンセリングや講習会、研修会等の充実
◆高校生や若年者に対し、就業体験や社会参加活動などの体験活動の充実を図るとともに、起業家精神(アントレプレナーシップ)の育成に向けた取組の推進
◆地域産業を担う意欲あふれる職業人を育成するため、専門高校等において、地元企業や大学等研究機関との連携した取組の推進
などの施策を展開することとしています。
[取組戦略3]「生きること・働くことについて考える学習活動」を支える学校、地域社会、家庭の教育力の向上
子どもたちの「生きること・働くことについて考える学習活動」を支えるためには、学校、地域社会、家庭それぞれが教育力を高めていくことが必要であることから、
◆教員の専門性の向上に向けた、キャリア教育に関するセミナー等研修機会の充実
◆家庭の理解の促進に向けた保護者の学習機会の充実
◆地域社会の参画の促進に向けた地域の企業、各種団体の研修機会の充実
◆子どもたちの基本的生活習慣の育成に関する取組
などの施策を展開することとしています。
◆教員の専門性の向上に向けた、キャリア教育に関するセミナー等研修機会の充実
◆家庭の理解の促進に向けた保護者の学習機会の充実
◆地域社会の参画の促進に向けた地域の企業、各種団体の研修機会の充実
◆子どもたちの基本的生活習慣の育成に関する取組
などの施策を展開することとしています。
お問い合わせ
人づくり戦略チーム
電話:017-734-9133
FAX:017-734-8029


