大分類 | 農林水産 | 事業 | おじゃまします! 知事です | 受付年月日 | 2006/10/31 |
件 名 | グリーン・ツーリズムの取組み、りんご新品種の開発について | ||||
提言内容 | グリーン・ツーリズムの活動で修学旅行生を受入れて、生徒達から若い力をもらったと思っています。黒石には温湯温泉や板留温泉、青荷温泉など沢山の温泉があります。今後は、農家だけでなくこれらの施設を活かして、地区全体の取り組みに広げていきたいと考えています。 また、りんご新品種についてですが、押し傷がつきやすいという問題があるようです。今後も、栽培しやすい、世界に誇れる品種の開発を期待しています。 | ||||
集会当日の知事発言等 | (知事) 県では「あおもりツーリズム」を推進しており、例えば、毎年、大阪の高校生が修学旅行で農家にホームステイしながら農作業体験をしています。その農作業体験を通して、青森県が好きになり、医者になるために弘前大学に進学している人もいます。青森県に残ってくれている子も出てきています。グリーンツーリズムを通して、青森県と都市をつなぐ応援団を増やしていきたいと思っています。 また、南部町の「達者村」では、近隣の市町村と連携して、大人数の農家民泊の受入れを実施しており、今年度12校2千名を受入れる予定となっています。「達者村」の活動は、オーライ日本大賞をいただくなど非常に高い評価を得ています。 県では、社団法人青森県観光連盟とタイアップして、修学旅行のモデルコースを紹介した冊子を作成し、北海道や首都圏の修学旅行担当者に配布しています。今年は、札幌市で修学旅行説明会を実施したり、東京都の高校関係者を招いたりするなど、修学旅行の誘致につとめています。 それから、りんご新品種については、非常に大切なお話をいただきました。「ふじ」が登場して約50年経ち、「ふじ」に代わる品種を開発していかなければならないと考えています。今回ご指摘いただいた品種は、皮が薄く食べやすいのですが、押し傷がつきやすいため、収穫作業時に果実を丁寧に扱うようお願いしています。りんご試験場では「あおり21」や「あおり27」など、生産しやすさをも考慮した新品種を開発していますので期待してください。 (新幹線交流推進課職員) 旅行会社では農業体験を組み込んだ旅行商品も作っています。黒石市には温泉が豊富にありますので、農業体験と温泉を組み合わせた旅行商品というのは十分魅力的だと思います。 (農林水産部理事) 昨年「食育基本法」が施行されました。その中で、知育・徳育・体育の基礎となっているのが食育であるとされています。さらに、農林漁業に関する多様な体験の機会を積極的に提供し、自然の恩恵と食に関わる人々の活動の重要性について、国民の理解が深まるよう努めることが農林漁業者の責務とされています。ですから、まさにグリーン・ツーリズムの推進は食育に役立つものだと思います。 (構造政策課職員) 農家民宿を整備するにあたっては、低利の融資制度がありますので、詳しくは最寄りの地域県民局地域農林水産部(農林水産事務所)にご相談下さい。 | ||||
提案の反映状況(平成19年度予算等への反映状況〜19年3月末現在) | 修学旅行誘致の取組みについては集会当日の知事発言等と同じ(新幹線交流推進課) | ||||
県では、本県の豊かな自然や農林水産資源を活用して、修学旅行生にグリーン・ツーリズムを体験していただけるよう、県内のモデルコース設定のほか、接遇や保健衛生の研修会の開催等を通じて農家民宿の取組充実など図り、受入体制を整備しています。 県内で地区の温泉に宿泊しながら農作業体験をする修学旅行生の受入例はありませんが、南部町の「達者村」では、近隣の市町村と連携して大規模校の農家民泊の受入を行っていますので、関係団体と連携の上、地域ならではグリーン・ツーリズムに取り組まれるようお願いします。(構造政策課) りんご新品種の開発については集会当日の知事発言等と同じ(りんご果樹課) |
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18年度の 担当部局 | 商工労働部、農林水産部 | ||||
18年度の 担当課 |
新幹線交流推進課、構造政策課、りんご果樹課 |