
太陽からの日射(可視光線)の大部分は大気を素通りし、日射によって暖められた地表面からは赤外線の形で熱が放出されています。大気中にある二酸化炭素やメタンなどはこの赤外放射を吸収する性質があるため、熱の一部は宇宙空間に逃げられずに再び地表に向けて放射され、地表面と下層大気はより高い温度となります。こうした働きは、植物栽培の温室に似ていることから「温室効果」と呼ばれ、二酸化炭素などの気体はこのような効果をもつことから「温室効果ガス」と呼ばれています。 |
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温室効果ガスの代表的なものとしては、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素やハイドロフルオロカーボン(HFC)等の代替フロン等があります。特に、二酸化炭素の大気中の濃度は、化石燃料の消費が本格的に始まった18世紀の産業革命以降、急速に上昇し、地球の平均気温も19世紀以降の100年間で約0.6±0.2℃上昇しています。 「地球温暖化」とは、このように人為的な活動が原因で大気中の温室効果ガスの濃度が増加し、温室効果がさらに強められ、自然の気候変動の範囲を超えて地表面の温度が追加的に上昇することをいいます。 |
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IPCCの報告によれば、このままでは、21世紀末までに地球の平均気温は約1.4〜5.8℃上昇すると予測されています。
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