4・2・1 地球温暖化対策の概要

 地球温暖化を防止するためには、循環を基調とする持続的発展が可能な社会を構築する必要があり、これには地域社会を構成するあらゆる主体の理解と行動が求められています。本計画の削減目標「1990年比6.2%削減」を達成するために、県民、事業者、行政の各主体は、次に掲げる4つの対策の基本方向に沿って、互いに協力しながら、それぞれの立場において積極的に取り組むことが必要です。

対策1 二酸化炭素排出抑制対策

 温室効果ガス排出量のうち約94%を二酸化炭素が占めており、二酸化炭素の排出抑制が基本となります。また、近年では運輸部門や民生部門からの排出量が増加傾向にあることから、これらの部門における対策が重要となります。
対策2 二酸化炭素を吸収する対策

 植物はその成長過程で二酸化炭素を吸収・固定するため、森林資源の保全は地球温暖化防止に大きな役割を果たすものとして期待されています。
 また、地球温暖化防止のほかにも水源の涵養、治山、木材資源の提供など多様な機能を有しており、こうした森林の持つ役割を踏まえ、適切な育成・保全、利用拡大等の対策を推進する必要があります。
対策3 その他の温室効果ガス対策

 メタンや一酸化二窒素、代替フロン等の二酸化炭素以外の温室効果ガスの排出割合はそれほど高くありませんが、二酸化炭素に比べその温室効果は非常に高いことから、これらのガスについても可能な限り排出抑制に取り組む必要があります。
対策4 普及・啓発等の推進

 地球温暖化問題の解決には、現在の社会構造やライフスタイルそのものを見直す必要があり、県民一人ひとりが問題の重要性を十分に理解し、意識や行動を変えていくことが重要です。
 このため、地球温暖化問題などに関する環境教育や環境学習の推進、地域の環境保全活動の促進など、積極的な普及啓発に取り組む必要があります。

 
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