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学校支援ボランティア実践事例 地域とともに育つ教育活動 商店街、幼稚園、保護者…地域みんなで  青森市立浪打小学校

更新日:2009年03月25日 生涯学習課



地域とともに育つ教育活動 商店街、幼稚園、保護者…地域みんなで
 青森市立浪打小学校における地域との連携活動
【この取組を紹介したわけ】
 青森市立浪打小学校では、保護者や地域の方はもちろんのこと、地元の商店街や近隣の幼稚園などと連携を図りながら様々な教育活動を進めています。どうして、そのような多様な活動が行われているのか、連携を進めていく上で配慮していることを紹介します。

【このような活動です】
 浪打小学校では、各学年の各教科の中で、地域に出かけることもあれば、地域の方を招くこともあります。
 例えば、商店会との関わりでは、地域には浪打銀座という商店街がありますが、5年生では商店街の協力をいただきながら商売の秘訣を取材しニュース番組製作をしています。学区探検やプール学習では、保護者の方が引率の補助に協力しています。
 また、子どもたちの登下校時の安全確保のために、地域をあげてミツバチ運動(ミツは3時、ハチは8時のこと。PTAが全家庭や地域に配付している巡回の腕章をつけて、登下校の時間にあわせて散歩や家事をして子どもたちを見守ろうという運動。)に取り組んでいます。幼稚園とも15年以上にもわたり交流しています。その他にも、ゲストティーチャーや図書ボランティアなど、さまざまな活動をしています。

【このように進めています】
 連携を進める上で配慮していることを熊谷校長先生に伺いました。
1.地域に向けたメッセージを発信する
 『学校は、保護者は、地域は、それぞれ、子どもを育てるために何をやらなければいけないか』というメッセージを発信しています。
 学校だよりを毎月発行し、地域の皆さんにも届くようにしています。その中には、連携の様子やお礼などの記事も載せていますが、子どもたちをどう育てようとしているのかをアピールするため『校長室の扉をあけて』というタイトルでコーナーを設けています。
 また、学校が何をやって、何を目指しているのか、学校を理解してもらうことにつながればと思い、学校要覧も保護者や地域の方々にも渡しています。

2.学校を開き見てもらう
 浪打小学校では、地域の方々に学校行事だけではなく地域懇談会や校内研究会等の授業も見てもらったり、また、学校評議員の方々には学校評価のために学校へ何度も来てもらったりしています。
 いろんな場面で子どもたちを見てもらうこと、子どもたちの変容を見てもらうことが一番だと思います。子どもの姿が答えです。学校の頑張りが伝われば、地域の方々は喜んで協力してくれると思います。

3.データはきっちり整備する
 外部と連携しながら進めることは大変です。新たに担当する人は、「いつまでに、何をすればいいのか」、「どのような手紙を出せばいいのか」など戸惑うことがあるでしょう。浪打小学校では、ファイルや電子媒体でデータをきっちり整備しています。長く連携していく上では不可欠です。

4.少し負荷をかける
 例年行っている連携事業や交流事業であっても、先生方に黙って任せているとやらなくなってしまうことがあります。また、マンネリになり、連携の意義が薄れることもあります。
 連携を継続するために、また、連携を強くするため、目標やねらいに少し負荷をかけるようにしています。そうすると、マンネリ化することもなくなります。

5.やりっぱなしはいけない
 学校では目的があって連携していますが、連携相手にもメリットがないと長続きはしないでしょう。ゲストティーチャーの場合は、それはお金でもなければ物でもなく、子どもからの「ありがとう」という言葉だと思います。「おじさんからすごく大切なものを学んだ」という子どもたちの素直な学びの声、それをきちんと伝える手だてを考えることが必要だと思います。また、子どもたちには、何を学んだか、どんな価値があったのかを返すことも大切です。

【成果・課題】
◎ 地域の方々との関わりの中で、国語で学んだ言語力を生かすことや体験と言語をつなげることができました。
◎ 幼稚園との交流を進めることで入学前から子どもの情報を知り入学後の指導につながりました。
◎ 学校が、自分たちの地域を教材に学習を進めると、地域を愛する子どもを育てることになり、さらに地域の方々に「地域の子ども」という意識が生まれると思います。地域に住んでいる人が、学校の様子を知り、子どもの顔を知るようになれば、危ないときでも声をかけてもらえるし、防犯のベースにもなっていくと思います。
◎ いろいろな機会で、学校を地域に見せるようになってからの方が、地域の方が学校に集まってくるようになりました。また、学校をどんどん開くようになってからの方が、地域から信頼されるようになったと思います

【今後の活動】
◎ 地域の人も保護者も学校のことがよく見えているからこそ、協力してくれていると思います。これからも学校を開いていき、さらに連携の絆を強くしていきます。

お問い合わせ

青森県教育庁生涯学習課-地域連携推進グループ
電話:017-734-9890  FAX:017-734-8272
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