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更新日付:2013年3月28日 学校教育課

第6回青森県立高等学校入学者選抜研究協議会の概要

1 日時 平成25年2月27日(水) 13:30~15:10
2 会場 青森市「ウェディングプラザ アラスカ 3階 エメラルド」
3 委員氏名・所属等(会長及び副会長以下50音順)
会 長 佐々木 俊 介(公立大学法人青森公立大学教授)
副会長 古 山 哲 司(青森県立弘前高等学校校長)
委 員 相 川 順 子(青森県高等学校PTA連合会会長)
委 員 小 川 伸 悦(青森県立青森高等学校校長)
委 員 佐 藤 江里子(青森県PTA連合会母親委員会委員長)
委 員 鈴 木 美 香(青森県PTA連合会母親委員会副委員長)
委 員 住 吉 治 彦(青森県高等学校PTA連合会副会長)
委 員 高 橋   順(青森県立五所川原工業高等学校校長)
委 員 谷 崎 嘉 治(青森県立青森工業高等学校教諭)
委 員 月 永 良 彦(青森市教育委員会教育長)
委 員 中 道 博 章(八戸市立第二中学校教諭)
委 員 原     朗(青森市立油川中学校校長)
委 員 戸 来 忠 雄(八戸市立東中学校校長)
委 員 益 川   毅(青森県PTA連合会会長)
委 員 三 上 純 一(青森大学教授)
委 員 八 嶋 成 一(学校法人東奥義塾高等学校塾長)
委 員 山 形 明 雄(弘前市立第五中学校校長)
委 員 山 上   肇(青森市立浜田小学校校長)
* 月永良彦 委員は欠席
4 次第
(1)開会
(2)報告・連絡事項
(3)研究協議
(4)その他
(5)教育次長あいさつ
(6)閉会
5 協議内容(発言要旨)
〔事務局〕
連絡事項
・前回ご案内のとおり、学校関係の委員の皆様は今後卒業式、入試等があり、会議の開催が難しい状況となることから、委員が集まって協議するのは本日をもって終了となる。
・今後の予定は、本日、報告書案の協議終了後、会長預かりとさせていただき、会長及び副会長、事務局で修正案をまとめる。修正案については、各委員の皆様に郵送することにし、各委員に確認いただいた上で、会長から教育長へ3月下旬を目処に提出するという予定である。

5 協議内容

〔議長〕
・前回協議できなかった欠員補充のための選抜や留意事項について、専門委員会でまとめてもらった。この報告書案の内容に沿って協議を進めていく。
 報告書案の目次については、「はじめに」の部分と「結び」の部分は私と事務局で整理していくので、時間があれば後ほど御意見を伺うこととする。
 主たる協議は「I 現行制度導入の経緯」「II 現行制度の成果と課題」「III 今後の県立高等学校入学者選抜制度の在り方」である。順を追って協議をしていきたい。まず専門委員長から簡単に補足説明をしてもらい、その後、御意見を伺いたい。

**********専門委員長が説明した内容は以下のとおり**********
  
・「I 現行制度導入の経緯」について、前期・後期制度が平成18年度に導入された経緯と平成22年度に前期・後期制度が改善され、現行制度に至った経緯をまとめている。
 この内容は、第1回会議において現行制度導入の経緯を説明した際、会議資料として提出したものを、報告書用に前期・後期制度の部分に的を絞ってまとめたものである。

***************************************
〔議長〕
・「I 現行制度導入の経緯」について御意見を伺いたい。
(意見なし)

〔議長〕
・それでは、現行制度導入の経緯については了解があったものとして、次に進みたい。
 「II 現行制度の成果と課題」に入る。専門委員長に補足説明をお願いする。        

***********専門委員長が説明した内容は以下のとおり*********

・「II 現行制度の成果と課題」については、これまで何度も協議し、合意を得られた内容である。
 現行制度の成果と課題については、成果と課題が表裏一体であるということから、これまで提示してきた対比できる表形式が一番分かりやすいと考え、そのままの形で掲載している。ただし、今回、報告書としてまとめるにあたり、多くの方々の目に触れるということから、一般的に分かりにくい部分など、表現を一部修正している。
 主な修正点であるが、文言について「定員」を「募集人員」、「倍率」を「志願倍率」、「不合格経験者」を「不合格を経験する者」に改めている。また、語尾や言い回しを統一した箇所がある。
 いずれにしてもこれらは、内容の趣旨を変える修正ではない。

***************************************
〔議長〕
・御意見を伺いたい。(意見なし)

〔議長〕
・それでは、現行制度導入の経緯については了解いただけたと思うので、次に進みたい。
「III 今後の県立高等学校入学者選抜制度の在り方」に入る。この部分については、「1 改善の方向性」、「2 改善の具体策」、「3 留意事項」に分けて協議を進めたいと思う。
 それでは、「1 改善の方向性」について、専門委員長に補足説明をお願いする。
***********専門委員長が説明した内容は以下のとおり*********
 
・改善の方向性については、まず(1)受検機会及び選抜日程については上段で背景や現状を述べて、下段で方向性を示している。前回協議された内容をまとめたも
のだが、一部文言や表現の整理を行っている。
 続いて9ページの(2)選抜方法については、佐々木会長より、(1)と同じ構成でまとめるように指示があったので、(1)と同様に上段で背景や現状を述べて、下段で方向性を示している。
 方向性については、前回、協議を進める中で、特色を重視する選抜がどのような選抜方法なのか確認すべきとの意見があり、事務局が説明している。その内容について、「一般選抜」、「特色化選抜」という名称とし、再整理した内容を記載した。
 また、特色化選抜の実施については、前回の協議で両論があったので、そのような方向でまとめている。
 
*************************************
〔議長〕 
・この部分は前回協議してきた内容の再整理となる。
まず(1)受検機会及び選抜日程について御意見を伺いたい。
  
・「1回の入学者選抜により募集人員に満たない学校も想定されることから、欠員を補充するための入学者選抜を実施することが望ましい。」と記載されているが、あくまで欠員が生じた場合のことなので、「欠員が生じた場合は補充するための入学者選抜を実施することが望ましい。」とした方がすっきりする。
 
〔議長〕
・この表現の方が分かりやすいということだが、異論はあるか。
(意見なし)
異論がないようなので、提案された表現に修正する。他に御意見はあるか。
(2)選抜方法について御意見を伺いたい。
(意見なし)

それでは(2)選抜方法については、了解をいただいたということで、次に進みたい。
続いて、「2 改善の具体策」について専門委員長に補足説明をお願いする。

**********専門委員長が説明した内容は以下のとおり**********

・(1)の受検機会については、一本化の説明として、1回の入学者選抜で一括募集することを具体的に示した。前回協議した内容で、2回あるような誤解を招かないようにすべきとまとめている。(2)選抜日程については、前回、期日についてはカッコ書きしていた部分だが、時間をかけて協議し、方向性が示されたので、その部分を新たに項目を立てて整理した。
(3)選抜方法については、前回特色化選抜が議論の中心だったので、50%以下とすること、そして、募集要件を、現行制度同様、多くの受検生を観る視点に立った内容とすること、特色化選抜を志願する意思を重視し、志願意思を示すことができるのが望ましい、としてまとめた。
このうち、前回、一般選抜と特色化選抜のどちらの選抜で合格したかを、受検生本人が知ることについて協議が行われた。この点について、選抜方法ではなく、選抜結果の情報開示の在り方でまとめるべきという整理から、留意事項の(3)選抜結果の部分に記載している。
(4)欠員補充のための入学者選抜については、前回、時間切れにより協議会で検討していない部分だが、専門委員会で改めて議論した案をカッコ書きで掲載した。
 前回専門委員会としてA案・B案ということで欠員のための選抜の基準を具体的に挙げたが、再度検討した結果、どちらの案にしても基準が本当に妥当なのか専門委員会でもまとまらなかったので、基準をここには挙げなかった。再度協議して頂きたい。
 
***************************************
 〔議長〕
・それでは御意見を伺いたい。まず(1)受検機会についてはいかがか。

・確認だが、(1)受検機会について、「欠員が生じた高校については」とあるが、「学科でも欠員が生じた場合は」ということでよろしいか、それを明確にした方がよいのではないか。「欠員が生じた高校あるいは学科については」としなくてよいのか。  

〔事務局〕
・欠員補充については、専門委員会での議論の中で、(1)受検機会では大まかなことを示し、(4)欠員補充のための入学者選抜の部分で具体的な内容を書くこととしている。
  
〔専門委員〕
・将来的に学科・コースなど様々に名称が出てくることも考えられるので、この部分は「欠員が生じた高校」という表現でよろしいのではないか。
  
〔議長〕
・そのようにしたい。(1)受検機会については了解が得られた。
続いて(2)選抜日程についてはいかがか。

・「中学校の新学習指導要領」となっているが、告示から何年も経っているため、「新」は取っていいのではないか。
  
〔議長〕
・「新」を取って「中学校の学習指導要領」にする。

・文末が「終了するのが望ましい。」という表現になっているが、前回の研究協議会の議論では、選抜の実施日は8日以降、合格発表は14日以降とするとの中学校からの強い意見が出て、ほぼ決定の事実だと解釈している。この文章だと「望ましい」がどこまでかかっているか見えない。よって、「合格発表は3月14日以降とする。また、欠員を~」と区切ってはどうか。
〔議長〕
・異論がなければ、そのようにしたい。
(2)選抜日程については2カ所修正することで了解を得られたことにしたい。
(3)選抜方法についてはいかがか。

・(3)「募集割合は、全募集人員の50%以下とする。」とは0%もありうるのか。もし0%もありうるというのならば明確に示した方がよい。

〔議長〕 
・いかがか。これまでの議論では0%というのもあるということだった。

〔専門委員長〕 
・「なお」書きの部分で「一部の普通高校において」ということで0%もあり得るという意味を持たせている。このことに関しては実際にどのような制度になるか、  いろいろな情勢を踏まえて教育委員会に検討していただきたい。この場で何%という具体的な数字を挙げて決定しないというのが専門委員会の意見である。

〔議長〕
・この表現でいきたいということだが、御意見を伺いたい。
  
・教育委員会単独で決めるのか。パブリックコメント等を参考にして決めるのか確認したい。

〔事務局〕 
・案自体は教育委員会で作るが、案に対するパブリックコメントや説明会での意見の聴取等、広く県民の意見をいただいて決めることになる。

・特色化選抜の募集割合が全募集人員の50%以下となっているが、全募集人員とは高等学校全体の募集人員なのか、学部の募集人員なのか明確にして欲しい。

〔事務局〕 
・全募集人員とは学科、コース、部単位ということである。そのような文言の修正が必要になる。 

・特色化選抜を全募集人員の50%以下とすることに関して、50%について根拠を示す必要があるのではないか。

〔専門委員長〕 
・特色化選抜を全募集人員の50%以下とすることに関しては、それぞれの学校の学科、部・コースで定められる。ただし、50%を超えると、特色化選抜とは言えないのではないかという意味合いから50%以下としている。特色化選抜の募集割合の実際の数値に関しては各学校が定めることになるので、あえて50%についての根拠を示すところまでは踏み込まなくてはよいのではないか。

・各高校が定める募集人員のパーセントの数字については、各高校の判断なので根拠を示す必要はないが、県として要項に載せる数字を50%以下とするためには、今の説明にあった、「特色化選抜の募集割合は一般選抜の募集割合を超えない」ということを一つの基準として示してもよいのではないか。
 
〔議長〕 
・まとめると、「特色化選抜であるので、常識的に考えて募集人員の50%以下とする」という根拠を「明記しないという意見」と「明記した方がよいという意見」がある。

・現在、特色化選抜の募集割合をどうするかは各高校に任されているが、各高校が「求める生徒像」にそれぞれの募集人員の根拠を示さなければいけないということになる。一般的には、特色化選抜ということで「50%以下とする」ことで良いのではないか。

・これまでの特色化選抜枠で50%を超えているところはない。よって「50%以下」でよいのではないか。

〔専門委員〕  
・「5教科の一般選抜をすべての学校で行う」ことが選抜の根幹であるというのが専門委員会の意見だった。特色化選抜は学校の独自性を出すという趣旨なので、特色化選抜の募集人員が50%を超えると、選抜のいわゆる背骨の部分を誤解される可能性がある。

〔議長〕
・いかがか。あえて特色化選抜50%の根拠は示さなくてよいという御意見が続いたので、そのようにしたい。

・中学校3年生に対して、特色化選抜の募集割合を提示するのはいつ頃か。

〔事務局〕  
・予定としては、現行同様、「求める生徒像」で提示することになる。具体的に何年から実施ということはまだ明確に答えることはできないが、現行の6月下旬か7月上旬に提示したい。

・例えば、1年生の頃から特色化選抜を目指してきた受検生が、3年生の6月頃になって、突然、志望校では特色化選抜が0%だと提示されればかなりショックを受けると思う。中学生に対して、特色化選抜の募集割合を何らかの形で、なるべく早めに知らせる方法を考えて欲しい。

〔事務局〕
・中学生が混乱しないように配慮したい。

〔議長〕
・この報告書案のとおりでいいということで了解が得られたことにしたい。
(賛成の声あり)

 続いて、(4)欠員補充について、御意見を伺いたい。
・「欠員補充のための入学者選抜の対象者は、県立高校の入学者選抜に合格していない者とし」の部分で、「合格していない者」とは「受検した者」を指していると思うが、その後の部分に「欠員補充のための入学者選抜からの受検も可能とすることが望ましい」とある。これは相矛盾しているのではないか。 

〔専門委員長〕
・「合格していない者」の中には「受検していない者」も含まれる。

・欠員補充の場合、一本化された選抜は受検していないけれども、欠員補充をする高校に入りたいと心変わりした中学生は除外するということか。

・要するに、欠員補充による選抜には、一本化された入学者選抜の合格した生徒は
 受検を認めないということだ。

〔事務局〕
・平成17年度は再募集を実施しているが、出願資格としては「県立高校に合格している者は出願できない」という表現で、その裏をとった形になっている。  

・今説明のあった表現の方が分かりやすい。

〔議長〕
・ここは表現を変えるということでよいか。他にはないか。

・前回は欠員補充の基準の提示があったが、今回はなかった。欠員が生じたら、たとえ一人であっても欠員補充を実施すると受け止めた。その意味で今回の表現がいいと思う。 

・今の発言で終了していいのか。パーセントについて触れないのと、欠員が一人でも欠員補充を実施するというのは違う。

・私は「欠員が一人であっても欠員補充の選抜を実施する」と解釈している。

〔専門委員長〕
・もし、この協議会でそのような意見としてまとまるなら、それも一つの持っていき方だと思う。

・非常に難しいところだ。高校側では欠員補充の選抜業務は大変だが、それで一人の中学生が救われるなら欠員が一人でも実施した方がいい。
  
・学校の募集定員というのはその学校にとって望ましい人数であり、一人でも欠けているのであれば欠員補充をしていただきたいと思っている。「欠員補充のための入学者選抜を行うことが望ましい」という表現だと、実施しなくてもいいという解釈も成り立ってしまう。よって、この「望ましい」という表現がどうなのか御意見を伺いたい。
  
・この点は専門委員でも議論になった。欠員一人のところに応募者が20人、30人になったらすごい激戦になり、受検生に大きな心理的負担を与えてしまう。募集人員というのはその高校にとって一番望ましい人数である。しかし、募集人員の半分の入学者しかいない場合は正常な教育活動が成立しにくい。一方、欠員が一人のままでも正常な教育活動は可能である。賛否両論あるが、状況を見て判断せざるを得ないということから、ここはあえて「望ましい」という表現にした。
  
・私が危惧しているのは、募集人員1人のところに100人が応募し、99人が二回落ちる経験をしてしまう事態である。最終募集人員が出た時点で、「本校は欠員補充を実施しない」と明記するとか、欠員補充の実施については各学校に判断を任せるといい。二回落ちるのを防ぐということを大事にして欲しい。
  
・賛否両論どちらもいい面があるかと思う。「望ましい」と学校に任せるのがいいと思うが、高校の校長先生にお願いしたいのは、募集人員以上に受検者が受検している場合、できれば欠員を生じないように募集人員どおりに生徒を取って欲しいということだ。募集人員以上に受検生がいるのに欠員が生じている例がこれまであったので、配慮して欲しい。

・受検生側に立つと、「欠員補充の入学者選抜を行うことが望ましい」と記載されていると、一人の欠員でも、生徒としては「欠員補充の入学選抜を行うんだ」と考えると思う。一人の枠に何人もが集中して、多くの生徒が二回の不合格を経験することを回避するのであれば、欠員を補充するのかしないのかというところをきちんと事前に生徒に分かるようにした方がいい。

・一つ確認したい。この資料は「要項」ではなく「報告書」である。この文章は子どもたちに示されるものではない。要項には「望ましい」という言葉は出てこないはずだ。

・この報告書はあくまで教育長に対する提言である。

・「県で統一した5教科の基礎的問題をまとめた内容とすることが望ましい」とあるが、「をまとめた内容」を削除した方が簡潔でよいのではないか。

〔専門委員長〕
・誤解しないで欲しいのが、欠員補充の学力検査は5教科それぞれを実施するのではない。日程的な問題もあり、内容は5教科なのだが、例えば、2教科3教科分をまとめて1時間の試験時間で実施するということだ。それで「まとめた内容とする」という表現にしている。

・試験の細部まで協議していないので、ここは「県で統一した5教科の基礎的問題とすること」で止めておけばいい。

〔議長〕
・異論がなければ、いまの意見で了解を得たということにしたい。
 続いて「3 留意事項」について専門委員会から説明してもらいたい。
***********専門委員長が説明した内容は以下のとおり*********

・「3 留意事項」については、3つ記載した。
(1)の調査書及び面接については、会議の中で調査書が選抜資料として重要であること、中でも特色化選抜では、調査書、面接が重要であるという意見から、より良いかたちにしていくという意図でまとめている。
(2)の進路志望調査は、一本化された場合、中学校の進路指導のスケジュールで変わってくると思うので、中学校の進路指導を進めるうえで効果的な時期に実施するよう調整する必要があるという意図である。
(3)は、前回の選抜方法で検討した一般選抜と特色化選抜のどちらで合格したかを開示すべきかということである。開示するべきという意見と、合格した生徒は特に気にしておらず、また選抜方法が入学後の学校生活に影響するものではないので、特に開示の対象とする必要がないとする意見があり、「さらに検討することが求められている」とまとめている。
 また、学力検査の結果は個人情報であることから、知りたくないとする本人の意志も尊重し、慎重に対応するべきという意図である。
  
**************************************
〔議長〕
・留意事項(1)~(3)について、まとめて御意見を伺いたい。

・「(1)調査書及び面接について」の「中学校の学習指導要領が全面実施されることを踏まえ、」の部分は削除した方がよい。

・「(3)選抜結果について」の選抜結果の受検生への開示については口頭により開示しているとある。一般選抜と特色化選抜のどちらで合格したかまで開示するためには、県の規則を変更する必要があるのではないか。

〔事務局〕
・その点については、事前に対応できるか確認しながら作業を進めており、対応は可能である。

・(1)で受検機会の一本化が示されているので、「(2)進路志望状況調査について」の「一本化する場合は」は表現として不適当だ。ここは「一本化するにあたり」と変更してはどうか。

・「(3)選抜結果について」の「一般選抜と特色化選抜のどちらで合格したかまで対象を広げることについては、さらに検討することが求められている。」とあるが、報告書を提出するにあたって、ここは結論を出さなくてよいのか。

〔事務局〕
・先程述べたとおり、この報告書による提案を受けてから要項案を決め、その後、パブリックコメントや説明会で御意見を伺うという手続きになる。

・子どもに特色化選抜志望の意思表示をさせる扱いが、開示も含めて連動する部分がオブラートに包まれる印象がある。その意味で下駄を預ける形になるようだ。それでいいのかと悩んでいる。子どもにとっては、意思表示はしたが、どう扱われているか分からないということになるのではないか。皆さんの御意見を伺いたい。

・当初の議論では、特色化選抜の基準について特化した基準とする話があった。今は誰にでも当てはまる基準としている。ほとんどの受検生は意思表示した方が合格する可能性が高くなる。一般選抜と特色化選抜のどちらで合格したかは、子どもの側からすれば、さほど気にならないと思う。一般選抜で合格したのか特色化選抜で合格したのか、知らない方が幸せだということもある。

・意思表示するということは子どもの意思を尊重するということだ。それを受検生みんなが意思表示するように中学校が指導するような制度はおかしい。子どもが意思表示をするのであれば、それが生かされる制度でなければならない。

・意思表示はなくてもいいのではないか。また、エントリーした人としなかった人とで不公平になるというのは気にかかる。 

・意見が分かれるところなので、ここに書いてあるように「さらに検討する」という表現でいいのではないか。
あと一点、専門高校の場合には学科が複数ある。第一志望、第二志望と意思表示させる訳だが、第一志望で一般選抜と特色化選抜どちらでも合格できなかった場合、第二志望でもまた同じような選抜をするのか。技術的に複雑で難しくなるのではないか。

〔議長〕
・報告書案の内容表現について、「(3)の選抜結果の開示について」であるが、このような表現にしておくことにする。
 次に「はじめ」と「結び」について御意見を伺いたい。
  
・この協議会に参加してみて、現場の先生方が困っていたのだと分かった。そして、より良い制度にしたいという思いが伝わった。意思の疎通をよくしておけば良い制度を構築できるのだと思った。PTA代表として参加し、専門的意見を述べることはできなかったが、非常に勉強になった。
  
・「結び」に「可能な限り迅速に」とあるが、事務局の構えとして今の中学校一年生が新しい制度になるようにして欲しい。
もう一点。中学校の教員が調査書を作る際、年末年始なく十分に熟慮して作成している。中学校の教員にとって調査書はある面、芸術作品である。今までの一般選抜だと面接の資料にしか捉えられていないのではないか。特色化選抜だと調査書の記載内容が点数化されて、やりがいがある。調査書が使用されないのであれば簡略化して欲しい。調査書をきちんと選抜に生かして欲しい。

〔事務局〕
・学校現場の経験から自信を持って言えるのだが、各高校とも選抜において調査書を細かく見ている。


〔議長〕
・他に意見がないようなので、報告書全体として了承をいただけたこととしたい。
・長い間、委員の皆様の貴重な時間を使い、大変大事な問題について意見を交わし、このように報告書案をまとめることができた。新しい選抜制度に向かってスタートを切る準備ができたと思う。これまでの議論は、中学生の能力・意欲・姿勢をできる限り認めてあげたいという思いを基本としている。中学生に平等に機会を与え、次のステップに進めてあげたいという心遣いが議論の端々に伺うことができた。そのことが私にとって強く印象に残っており、大変貴重な経験であった。これからより良い選抜に向けて事務局には汗をかいていただくことになる。その際、皆様方からもいろいろな機会を通じて御意見、御協力をいただければ、より良いものになって行くと思う。皆様の御協力で報告書案をまとまることができ、本当にありがとうございました。

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