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更新日付:2023年2月10日 文化財保護課

三内丸山遺跡

記念物(特別史跡)

三内丸山遺跡

  • 三内丸山遺跡
  • 三内丸山遺跡
指定区分 特別史跡
名称 さんないまるやまいせき
三内丸山遺跡
所在地 青森市三内字丸山
所有者 青森県
指定年月日 史跡:平成9年3月5日
特別史跡:平成12年11月24日 平成26年3月18日(追加指定)
公開状況 公開(有料)
問合せ先 三内丸山遺跡センター
 TEL017-781-6078

 縄文時代前期~中期を主体とし、後期並びに平安時代及び中世期にわたる集落遺跡。江戸時代から知られ、永禄日記(館野越本)並びに菅江真澄の遊覧記(栖家能山)などに記載がある。これまで、昭和27年(1952)県文化財専門委員の成田彦栄による調査をはじめ、慶応大学の清水潤三等の調査がある。平成4年(1992)より、新県営野球場建設予定地として県教育委員会が発掘調査を行い、同6年に遺構・遺物の膨大な発見によって遺跡を保存することになり、現在整備が進められている。遺跡の面積は42万平方メートルに及び、平成9年(1997)に史跡、平成12年度には特別史跡に、平成25年度には追加指定され、特別史跡の面積は約25万平方メートルである。
 縄文時代前期~中期に至る円筒土器(円筒下層式5型式・円筒上層式5型式)、大木系土器・石器・石製品(硬玉製垂飾品・黒曜石製品等)・土製品(板状土偶・耳飾等)、骨角器(釣針・針・銛先等)、樹皮・草木を利用した各種の編物、木製品(櫂・掘り棒等)のほか、魚類・鳥類・哺乳類骨、栗の木を利用した杭・柱等の木材が多量に出土している。
 三内丸山は泥炭層を伴う集落遺跡で、直径1mを越える巨木を利用した掘立柱建造物をはじめ、居住地・墓地・役目を終えた品々の廃棄場(盛土・泥炭層をもつ谷ならびに段丘斜面の地域)などの各施設(遺構)が整然と配列され、計画的に集落の構成がなされた大集落遺跡である。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課 
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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