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更新日付:2023年2月17日 文化財保護課

旧坪田家住宅

県重宝(建造物)

旧坪田家住宅

  • 旧坪田家住宅
    写真提供 青森市教育委員会
指定区分 県重宝
名称 きゅうつぼたけじゅうたく
旧坪田家住宅  1棟
所在地 青森市浪岡大字浪岡字岡田43
所有者 青森市
指定年月日 平成14年11月18日
公開状況 公開
問合せ先 青森市教育委員会事務局浪岡教育課 
 TEL0172-62-3004

時期 〈江戸時代末期〉
 坪田家の先祖は、戦国時代から江戸時代初めにかけて、近江(滋賀県)から津軽(王余魚沢)に移り住んだ商人で、旧大豆坂街道で「峠の茶屋」を営み、寛政年間(1789~1801)頃から農業をはじめ、幕末には王余魚沢随一の豪農となったといわれている。
 坪田家住宅は、寄棟茅葺屋根に木造軸組構法で、じょいと呼ばれる居間の奥に、整形四間取(同じ形・同じ大きさの部屋を4部屋もつこと)をもつ上層農家特有の住居形態と、「ちょうば(金銭を扱う場所)」をもつ商家の住居形態の両方を見ることができる建物である。また、「なかのま」と「まえのま」上の中二階部分に、切り上げ窓をもつ雪深い地区の農家住宅の特徴がよく保存されており、江戸時代末期の青森県を代表する建物である。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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