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更新日付:2014年5月29日 県民生活文化課

青森県史民俗編「資料 津軽」

本書の概要

田名部祭り
 


















本書は『資料 南部』『資料下北』に続く民俗編の三冊目です。既刊に引き続き、三部構成をとり、多角的に津軽の民俗に光をあてました。
第1部 民俗の諸相は、 社会構成 生業 衣食住 人生儀礼 年中行事 信仰 民俗芸能 口承文芸 声と音の九章で構成し、 津軽地方の沿岸漁村、内陸の農山村に暮らしたひとびとの営みを記録しました。県や各自治体による民俗調査をはじめとする先行の調査研究を礎に、県史調査の成果をくわえ、平成の現在における“津軽の民俗”資料集成を目指しました。オールカラーで写真や図版、表、楽譜をふんだんに掲載しております。
第2部 民俗研究のあゆみでは、明治期以降の郷土研究の萌芽や民俗研究の進展を、齋藤吉彦、竹内長雄、森山泰太郎など研究者や研究団体、その研究成果に注目してひもときました。各解説のほか、1980年までの研究史を年表にてまとめています。
また、フィールドノートや採集手帖といった直筆の資料を、活字化し収録した点も本書の見所です。一例として森山泰太郎氏は山村生活の習俗を克明に捉えた『砂子瀬物語』が代表的な著作としてあげられますが、本書ではその砂子瀬より以前、森山氏が旧平館村(現在の外ヶ浜町)から深浦町まで津軽半島沿岸漁村を巡り記された、未公刊の「津軽の海村」を収録いたしました。「戦後の民俗学の出発に際して情熱を傾けて調査したその記録(本書まえがきより)」であり、日本海沿岸漁村の民俗誌としても今後の活用が期待される当資料を、全収録しております。
第3部 民俗関連の記録資料では、ひとびとの暮らしのなかで息づき、伝えられてきた記録史料に注目しました。講の様子が書き留められた帳面や、船霊祭祀の巻物、マタギの家に伝来する巻物、獅子踊・獅子舞の絵巻物など、翻刻だけではなく写真も交えて紹介しました。
 附録CDではを収載。第2部からは『津軽民俗』一~四号などの貴重な津軽民俗の会関連資料、第3部からは江戸時代後期に津軽を旅した菅江真澄の日記・紀行文といった豊富な資料をデジタル化して収録いたしました。ぜひお手にとってご覧ください。
写真は、お山参詣(弘前百沢 岩木山神社)の様子です(青森県史編さん資料)。

本書の構成

目次
 第1部 民俗の様相
   第一章 社会構成
   第二章 生業
   第三章 衣食住
   第四章 人生儀礼
   第五章 年中行事
   第六章 信仰
   第七章 民俗芸能
   第八章 口承文芸
   第九章 声と音
 第2部 民俗研究のあゆみ
   研究史年表 研究者・研究団体(内田邦彦・齋藤吉彦・竹内長雄・森山泰太郎・陸   奥郷土史会・津軽民俗の会)
   竹内長雄「最近オシラ祭文」
   後藤興善「郷土生活研究採集手帖 青森県西津軽郡赤石村」
   森山泰太郎「津軽の海村」
   津軽地方郷土教育関係資料 ほか
 第3部 民俗関連の記録資料
   講関係文書 船霊関係文書 マタギ関係文書 獅子踊関係文書
 附録CD 第2部関係 津軽民俗の会資料
      第3部関係 菅江真澄の日記・紀行

 体裁 A4判 オールカラー・約760ページ
    平成26年(2014)3月31日発行
  

この記事についてのお問い合わせ

環境生活部 県民生活文化課 県史編さんグループ
電話:017-734-9238・9239  FAX:017-734-8063

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