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更新日付:2015年4月17日 県民生活文化課

青森県史資料編近世6「幕末・維新期の北奥」

本書の概要

近世部会の会議
 本巻は、近世資料編の最後となる巻で、嘉永6年(1853)のペリー来航から明治4年(1872)の廃藩置県に至る政治的・社会的過程を扱います。
 第1章「幕末・維新期の政治過程」は、幕末・維新期の政治過程を、安政条約締結、大政奉還、戊辰戦争の終結と盛岡藩の処分を画期として編年的に政治動向を概観します。
 第2章「開国と北奥」では、幕末の箱館開港が本県域に及ぼした政治的・経済的影響を探ります。とくに、弘前・盛岡両藩の蝦夷地分領支配と領内海防、軍備増強に関わる資料のみならず、諸藩で推進された殖産興業策(国益政策)、開港に伴い活発化した民衆移動、変動期における在方や町方の動きを史料によって追いました。
 第3章「維新期の北奥社会」では、主に明治元年(1868)からの戊辰戦争の推移と軍制改革、そして動員された民衆像を農兵隊という側面からみます。加えて、戦後の状況について、斗南藩や七戸藩政に関する資料や、弘前藩等の変容を考察する資料などを収録し、戊辰戦争前後の政治・社会を俯瞰する構成としました。
 第4章「近代移行期の文化・教育と信仰」は、洋式医学の受容や藩校・郷学、そして神仏分離政策と戊辰戦争戦没者の招魂祭にかかる史料や、明治4年以降になりますが、県南を中心に地域民衆に受容された東方正教(ロシア正教)の動きがわかる資料を掲載しました。
 
 青森県域を中心とした北奥が、たんに中央の動きに巻き込まれる形でのみ幕末・維新期を迎えたのではなく、新たな時代をこの地域とそこに住んだ人々が、自らの手で幕を開けていったことの意味を読み取って頂ければ幸いです。
写真:アメリカ蒸気船の図(八戸市立図書館寄託村上家文書)

本書の構成

目  次
    第1章 幕末・維新期の政治過程
     第1節 嘉永6年~安政5年の政治過程
     第2節 安政6年~慶応3年の政治過程
     第3節 明治元年の政治過程
     第4節 明治2年~4年の政治過程
    第2章 開国と北奥
     第1節 箱館開港と蝦夷地経営
     第2節 幕末における殖産と富国
     第3節 藩領を越える人と情報
    第3章 維新期の北奥社会
     第1節 戊辰戦争と民衆
     第2節 藩領支配の変動と混乱
     第3節 近世北奥の終焉と近代への模索
   第4章 近代移行期の文化・教育と信仰
     第1節 近代移行期の文化・教育
     第2節 近代移行期の信仰
  

体裁  A4判 本文約800ページ・口絵24ページ
    

編集  浪川健治・阿部綾子・工藤大輔・坂本寿夫・相馬英生・瀧本壽史
    千葉一大・福井敏隆・本田伸・山下須美礼
    中野渡一耕・石塚雄士・蔦谷大輔・福島春那

写真:旧斗南藩主松平容大肖像写真(三沢市先人記念館蔵 明治5年(1872)頃)

この記事についてのお問い合わせ

環境生活部 県民生活文化課 県史編さんグループ
電話:017-734-9238・9239  FAX:017-734-8063

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