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更新日付:2021年3月29日 文化財保護課

高校生縄文案内人養成事業について

事業の概要

 近年の少子高齢化により、地域の歴史ある建物や地域の祭りなどの文化財を守り伝えていく後継者が少なくなっています。その一方で「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録が目前に迫っており、遺跡の保存・活用に向けた取組が活発になっています。そのため、青森県教育委員会では将来的に文化財の保存・活用に携わることができる若い世代の人財育成を目的として、縄文遺跡で活動する団体や地域住民と連携して、高校生を対象に本県文化財の価値や魅力に関する講座や各遺跡でガイド体験活動を実施し、文化財の新たな活用方法を提案していく「高校生縄文案内人養成事業」を実施しました。
三内丸山遺跡

令和元年度の実施状況

令和元年度は、八戸市、つがる市、七戸町で実施しました。

取組1 縄文遺跡群での案内人体験

  • ステップ1 案内人養成講座
    縄文遺跡群の各構成資産を中心に、本県文化財の価値や魅力について、専門家による講座を開催しました。
    七戸町会場 6月30日(日)13時~16時 @七戸高校
    八戸市会場 7月7日(日)13時~16時 @八戸公民館
    つがる市会場 7月20日(土)13時~16時 @つがる市生涯学習交流センター
    (1)「地域の文化財について」(講師:開催市町教育委員会職員)
    (2)「縄文遺跡郡の魅力について」(講師:県教育庁文化財保護課職員)
    (3)「もっと土器土器しようぜ!」(講師:コラムニスト 山田スイッチ氏)
  • 養成講座(七戸町)
    講座の様子(七戸町)
  • 養成講座(八戸市)
    講座の様子(八戸市)
  • 養成講座(つがる市)
    講座の様子(つがる市)
  • ステップ2   案内人体験活動
    縄文遺跡群の各構成資産でガイドとして活動している団体等の方々に御協力いただき、各遺跡の特徴や魅力を学び、実際にガイド体験を行いました。
    七戸町会場 8月1日(木)~8月3日(土)@二ツ森貝塚
    (協力 二ツ森貝塚ボランティアガイドの会のみなさま)
    八戸市会場 8月2日(金)~8月4日(日)@是川縄文館
    (協力 縄文是川ボランティアガイドのみなさま)
    つがる市会場 7月26日、8月16日、8月17日@亀ヶ岡石器時代遺跡、田小屋野貝塚
    【活動例】
    1日目:遺跡の概要や特徴などを学びます。
    2日目:ガイドの仕方を学び、実際のガイドを見学します。
    3日目:実際にガイドにチャレンジ!
  • ガイド体験(二ツ森貝塚)
    ガイド体験の様子(七戸町)
  • ガイド体験(是川縄文館)
    ガイド体験の様子(八戸市)
  • ガイド体験(田小屋野貝塚)
    ガイド体験の様子(つがる市)

取組2 縄文案内人フォーラム

【七戸町会場]
・日時:11月30日(土) 13時~16時
・会場:七戸南公民館
(1)二ツ森貝塚について(七戸町教育委員会世界遺産対策室職員)
(2)二ツ森貝塚のガイド体験を通して学んだこと(七戸高校生徒)
(3)地域で子どもたちを育てたい~ハピたのの実践から子どもたちに伝えたいこと~」((特)十和田NPO子どもセンター・ハピたの 代表 中沢洋子氏)
(4)パネルディスカッション
  • 高校生の発表(七戸町)
    高校生の発表(七戸町)
  • 中沢氏の講演(七戸町)
    講演(七戸町)
  • パネルディスカッション(七戸町)
    パネルディスカッション(七戸町)
【八戸市会場】
・日時:12月8日(日)  13時~16時
・会場:八戸市総合福祉会館「はちふくプラザねじょう」
(1)是川石器時代遺跡について(八戸市教育委員会是川縄文館職員)
(2)縄文を紐解く~世界文化遺産登録に向け私たちができること~(八戸商業高校生徒)
(3)「地域ブランディングで魅力発信」(株式会社ACプロモート 代表 町田直子氏)
(4)パネルディスカッション
  • 高校生の発表(八戸市)
    高校生の発表(八戸市)
  • 講演(八戸市)
    講演(八戸市)
  • パネルディスカッション(八戸市)
    パネルディスカッション(八戸市)
つがる市会場
・日時:1月25日(土)13時~16時
・会場:つがる市生涯学習交流センター「松の館」
(1)亀ヶ岡石器時代遺跡と田小屋野貝塚について(つがる市教育委員会教育文化課職員)
(2)世界遺産登録目前のつがる市の縄文遺跡を盛り上げるために(木造高校生徒)
(3)「外国人観光客が笑顔で地域にやって来る仕組みづくり」~つがる市らしいインバウンド受け入れの可能性とは?~
(グローバルテーブル合同会社代表 山内 リチャードソン 澄子氏)
(4)パネルディスカッション
  • 高校生の発表(つがる市)
    高校生の発表(つがる市)
  • 講演(つがる市)
    講演(つがる市)
  • パネルディスカッション(つがる市)
    パネルディスカッション(つがる市)

令和2年度の実施状況

令和2年度は、青森市、弘前市、外ヶ浜町で実施しました。

取組1縄文遺跡群での案内人体験

  • ステップ1案内人養成講座
     縄文遺跡群の各構成資産を中心に、本県文化財の価値や魅力について、専門家による講座を開催しました。
    外ヶ浜町会場 6月27日(土)13時~16時@青森北高校
    青森市会場 7月5日(日)13時~16時@青森中央高校
    弘前市会場 7月18日(土)13時~16時@弘前実業高校
    (1)「地域の文化財について」(講師:開催市町教育委員会職員)
    (2)「縄文遺跡群の魅力について」(講師:県教育庁文化財保護課職員)
    (3)「文化財の活用について」(講師:津軽地吹雪会 代表 角田周氏)
  • 外ヶ浜講座
    講座の様子(外ヶ浜町)
  • 講座(青森市)
    講座の様子(青森市)
  • 講座(弘前市)
    講座の様子(弘前市)
  • ステップ2案内人体験活動
     縄文遺跡群の各構成資産でガイドとして活動している団体等の方々に御協力いただき、各遺跡の特徴や魅力を学び、実際にガイド体験を行いました。
     なお、夏の猛暑の中での開催となるため、生徒の体調を考慮し、令和2年度は日程を1日短縮し、2日間としました。
    弘前市会場 8月1日(土)~2日(日)@大森勝山遺跡
    (協力 弘前縄文の会のみなさま)
    外ヶ浜町会場 8月1日(土)~2日(日)@大平山元遺跡
    青森市会場 8月9日(日)~10日(月)@小牧野遺跡
    (協力 一般社団法人小牧野遺跡保存活用協議会のみなさま)
    【活動例】
    1日目:遺跡の概要や特徴、ガイドの仕方を学びます。
    2日目:実際にガイドにチャレンジ!
  • ガイド(弘前)
    ガイド体験の様子(弘前市)
  • ガイド(外ヶ浜)
    ガイド体験の様子(外ヶ浜町)
  • ガイド(青森市)
    ガイド体験の様子(青森市)

取組2学習成果発表会

 令和元年度は、一般来場者も入れて、フォーラムとして開催しましたが、新型コロナウイルス感染症対策により参加者を高校生に限定し、3地区合同で開催しました。
・日時:12月6日(土)13時~16時
・会場:ねぶたの家 ワ・ラッセ
(1)「活用方法の発表」
青森中央高校、弘前実業高校、青森北高校生徒による文化財の活用方法に関する提案発表
(2)「レポートの発表」
上記(1)以外の学校の生徒のレポート(壁新聞)による文化財の活用方法に関する提案発表
  • 発表会(青中央)
    青森中央高校の発表
  • 発表会(弘実)
    弘前実業高校の発表
  • 発表会(青北)
    青森北高校の発表
  • レポート(青南)
    青森南高校の発表
  • レポート(ウルスラ)
    八戸聖ウルスラ学院高校の発表
  • レポート(弘南)
    弘前南高校の発表

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文化財保護課・文化財グループ
電話:017-734-9920  FAX:017-734-8280

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